記憶のチカラ

 
 博物館にはこの地域の歴史を物語るたくさんの資料があります。モノや記録一つ一つに目に見えない小さなチカラがあります。それらをひもとくことで、知らなかった時代、知らなかった世界が見えてきます。しかし、資料が持つチカラだけが博物館のチカラではありません。
 子どもの時、大人になった時に、家族や友人、大切な人たちと一緒に博物館へ来た、一緒に展覧会やプラネタリウムを見たという思い出も博物館で作られていきます。博物館の資料が持つチカラと、一人一人が持つ記憶のチカラをつなぎ合わせることが、私たちの未来をつくる大きな力になると信じています。博物館が市民の心の拠り所となれるよう、これからも努めてまいります。