旧四郷村役場(四郷郷土資料館)のご案内
旧四郷村役場(四郷郷土資料館)
のご案内

この建物は、後に東洋紡績となる三重紡績を創業し、私立四日市商業学校の設立に貢献するなど四日市の産業や教育発展に尽くした10世伊藤伝七の寄付により、四郷村役場として大正10年(1921)に建設されました。昭和18年(1943)、四日市市に統合されて四日市市役所四郷出張所となり、昭和57年(1982)に文化財指定を受けた後、四郷郷土資料館として活用されてきました。令和3年度から4年度にかけて耐震補強・復原修理を行い、令和5年度においては四日市市の近代産業の発展を伝える施設として活用をすすめるため、展示整備を行い、令和6年3月23日にリニューアルオープンします。
市内唯一の風致地区に隣接するこの建物は、木造2階建て、3階建て塔屋付きで、設計は、県下で初めて本格的な耐震耐火構造をもった四郷小学校講堂などを手がけた野田新作が所属していた東洋紡績富田工場の営繕掛(係)が請け負ったと考えられます。
玄関車寄せから中に入ると正面に2階への階段があり、踊り場にはアーチ型の大きな窓が開いています。1階は事務室や村長室などがあり、2階にはアールデコ風の装飾が施された天井をもつ村会議場や小会議室があります。南東の塔屋には狭いらせん階段が3階まで通っています。

この建物は、後に東洋紡績となる三重紡績を創業し、私立四日市商業学校の設立に貢献するなど四日市の産業や教育発展に尽くした10世伊藤伝七の寄付により、四郷村役場として大正10年(1921)に建設されました。昭和18年(1943)、四日市市に統合されて四日市市役所四郷出張所となり、昭和57年(1982)に文化財指定を受けた後、四郷郷土資料館として活用されてきました。令和3年度から4年度にかけて耐震補強・復原修理を行い、令和5年度においては四日市市の近代産業の発展を伝える施設として活用をすすめるため、展示整備を行い、令和6年3月23日にリニューアルオープンします。
市内唯一の風致地区に隣接するこの建物は、木造2階建て、3階建て塔屋付きで、設計は、県下で初めて本格的な耐震耐火構造をもった四郷小学校講堂などを手がけた野田新作が所属していた東洋紡績富田工場の営繕掛(係)が請け負ったと考えられます。
玄関車寄せから中に入ると正面に2階への階段があり、踊り場にはアーチ型の大きな窓が開いています。1階は事務室や村長室などがあり、2階にはアールデコ風の装飾が施された天井をもつ村会議場や小会議室があります。南東の塔屋には狭いらせん階段が3階まで通っています。

耐震補強工事後
耐震補強工事前

耐震補強工事後
耐震補強工事前