旧四郷村役場

耐震補強・修理工事

四日市市指定有形文化財(建造物)「旧四日市市役所四郷出張所(四郷村役場)」は令和3年6月で築100周年を迎えました。
市は令和3年10月から令和5年3月まで耐震補強・修理工事を行いました。

令和5年度 旧四郷村役場の魅力発信 第1弾
竣工記念座談会&見学会

令和5年5月27日
令和5年3月28日(火)に、約1年半かけた「市指定文化財旧四郷村役場復原・修理ほか工事」が竣工しました。これを記念して、5月27日(土)に「竣工記念座談会&見学会」を現地で開催しました。
工事の現場を担当した方々に、工事の内容や苦労したところなどエピソードを語っていただく座談会を行った後、市職員も加わって、竣工直後の状態の建物を解説する見学会を行いました。
文化財建造物としての特殊な作業がさまざまな場面でみられたことを振り返り、多くのその筋の専門の職人さんによって支えられた工事であることを、あらためて感じました。
イベントは午前、午後の2回開催し、計100名の参加者がありました。多くの方から好評をいただき、建物の魅力を伝えることができました。
 
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市指定文化財「旧四郷村役場」耐震補強・修理工事 現場見学会

令和4年3月8日・3月20日・8月28日
令和4年3月8日(火)には地元四郷小学校6年生を対象に、令和4年3月20日(日)及び8月28日(日)にはご応募いただいたみなさまを対象に、市指定文化財「旧四郷村役場」耐震補強・修理工事 現場見学会を行いました。
「旧四郷村役場」は、令和3年10月より耐震補強・修理工事を行っています。文化財特有の工事を進めるにつれて、歴史的建造物の内部構造が明らかになってきました。工事で発見された部材や上下窓の構造などを実物や写真パネルなども活用しながら説明しました。
 通常はなかなか見ることができない工事中の文化財建造物を紹介することができ、見学者の方からは「工事中の様子から歴史を感じることができた。伝七さんやこの建物を建てた人の思いが現在に続いているのではないだろうか。たくさんの方々がつないできた伝統を私たちもつないでいきたい。」「文化財の工事の様子を見られて、すごく興味深かった。貴重な体験ができた。」など多くのご意見をいただきました。
 
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