年 | 月 | 内容 |
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S16 ~ | 石原産業㈱四日市工場、大協石油㈱(現、コスモ石油㈱)四日市製油所などの大手企業が操業開始 | |
S30 | 水質汚濁・異臭魚の出現 | |
S30 | 4 | 四日市旧第2海軍燃料しょう跡地に昭和四日市石油㈱が進出決定 |
S32 | 11 | 四日市市午起埋立地(69万㎡)着工→完成(S36.10) |
S34 | 4 | 第1コンビナート稼動(石油精製、電力) |
S35 | 異臭魚がとれる範囲が、四日市の沖合4キロまで広がる 磯津地区でぜんそく症状を訴える人の増加 |
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3 | 東京築地中央卸売市場で「伊勢湾の魚は油臭いので、厳重な検査が必要」と通告 | |
4 | 塩浜地区連合自治会、ばい煙、騒音、悪臭等公害について市に陳情 | |
8 | 「四日市市公害防止対策委員会」発足 | |
11 | 四日市地域で二酸化鉛法によるSO2(二酸化硫黄)測定、降下ばいじん測定開始 | |
12 | 「伊勢湾汚水対策推進協議会」発足 (異臭魚の調査と漁業補償) | |
S36 | 9 | 塩浜地区連合自治会が公害について地区住民にアンケートを実施 |
10 | 四日市総連合自治会での決議 (公害の早期解決と工場側の防止設備の改善を求める) | |
S37 | 2 | 四日市市公害防止対策委員会が調査結果を中間報告(ばいじんは川崎より少ないがSO2は多く、特に磯津はひどい) |
6 | 「ばい煙の排出の規制に関する法律(ばい煙規制法)」公布 | |
8 | 四日市市塩浜地区で初の公害検診実施、磯津地区に気管支系疾患顕著 | |
8 | 四日市市住民健康調査実施 (以後毎年実施) | |
9 | 「四日市地区大気汚染対策協議会」設立 (大気汚染とぜんそく患者の疫学調査) ばい煙の排出基準に関する法律の地域指定訴える | |
12 | 四日市市磯津町に県下で初のSO2自動測定機設置、測定開始 | |
S38 | この頃より住民運動が活発化する | |
7 | 三重県に「公害対策室」設置 | |
8 | 四日市市衛生課に「公害対策係」を配備 | |
8 | 塩浜自治会が医療費負担開始 | |
9 | 県立大の吉田教授が県医学会で亜硫酸ガスと発作の関係を発表 | |
11 | 第2コンビナート本格稼動 | |
11 | 厚生・通産両省による四日市地区大気汚染特別調査会(黒川調査団)現地調査 | |
S39 | 4 | 公害患者が肺気腫で死亡(公害犠牲者第1号) |
5 | 四日市市と三重郡楠町がばい煙規制法の規制地域に指定 | |
6 | 四日市市立小学校、幼稚園に空気清浄機設置(189台) | |
S40 | コンビナート工場の高煙突化 | |
2 | 「四日市市公害関係医療審査会」発足 | |
4 | 「四日市公害患者を守る会」結成大会 | |
5 | 四日市市が公害患者の治療費を負担する制度発足(18人を認定、うち14人が入院患者)(医療費の無料化) | |
6 | 三重県立大学医学部附属塩浜病院に空気清浄室設置(24床) | |
S41 | 3 | 水質保全法による規制水域(四日市・鈴鹿水域)となる |
8 | 四日市都市公害対策研究会が都市改造計画「マスタープラン」を答申 | |
10 | 「四日市市公害対策審議会条例」制定 (四日市市公害防止対策委員会解消) | |
11 | 三重県、テレメータ方式による大気汚染の常時監視開始 | |
11 | 四日市市平和町67戸集団移転(S43年まで) | |
S42 | 6 | 四日市公害対策協議会が「公害犠牲者追悼・抗議の市民集会」を開催 |
7 | 「三重県公害防止条例」公布 | |
8 | 「公害対策基本法」公布、施行 | |
8 | 「三重県公害センター」を四日市市に設置(大気汚染の常時監視と分析業務を一元化) |