水質汚濁対策
四日市港内には、異臭魚発生の原因となった石油系の油や水銀、酸などを含んだ汚泥が堆積しており、これを取り除く工事がおこなわれました。
「第1期公害防止計画」と「公害防止事業費事業者負担法」に基づく公害防止事業です。
四日市港管理組合を四日市港を使用する事業者で結成し、そこが主体となって行われました。
昭和48年から四日市港のうち第1コンビナートに面する域内130ヘクタールの堆積汚泥を第3コンビナートの東端部に封じ込める浚渫(水底をさらって土砂などを取りさること)工事が行われました。
この事業の予算は企業から拠出された65億円をもとにした大事業でした。
(撮影:澤井余志郎氏)
四日市港ヘドロ採集