
八脚門整備過程

正殿の整備状況

発掘調査でわかった正殿の遺構の真上に、同じ柱の数で、同じ面積の建物を建てています。また、元々の正殿には、東側には廂が付けられていましたので、廂も表現し、古代風の建物になっています。
古代の建物を復元したわけではないので、復元建物である八脚門と区別するため、現代の素材で、現代の工法で建設しました。
公園を訪れた方の休憩所としても利用できます。
ここが違う!
東側に廂が付く、柱の直径などは、復元想定図と共通しています。

Ⅰ期倉の整備状況

倉跡の真上に、石と舗装により模式的に建物の位置を表示しています。白い石の中に、茶色い石で丸く表示しているのは、柱を立てるために掘った穴と柱です。舗装した4×5間の柱跡の範囲が、倉の床の範囲です。
1箇所の柱跡だけは、陶板に発掘調査の時の写真を原寸大に焼き付けて、柱穴がみつかったときの状況を見られるようにしています。
Ⅱ期大型建物(長大な建物)の整備状況

大型建物1

大型建物2
平成29年度は、表示工事のうち、柱を建てる工事だけを行いました。
ここでは、直径30㎝程度、高さ40㎝程度の円柱を建てて、柱を表示しています。大型建物1は、円柱を抜き取ることができるようになっています。