久留倍官衙遺跡公園

史跡の整備状況

八脚門整備過程

2018年7月26日 工事着工前

2018年8月28日 基礎掘削

2018年9月3日 ジオフォーム

2018年9月3日 捨コン打設

2018年9月6日 アンカーセット

2018年9月10日 基礎配筋

2018年9月25日 柱脚金物設置

2018年10月3日 柱施工

2018年10月12日 木舞・棟施工

2018年10月16日 垂木施工

2018年10月18日 塀板施工

2018年10月19日 柱固定

2018年11月2日 木舞施工

2018年11月7日 屋根下板施工

2018年11月16日 屋根上板目板施工

2018年11月29日 藁縄巻き付け

2018年12月1日 荒壁塗り

2018年12月4日 根巻金物施工

2018年12月10日 荒壁塗り

2019年1月4日 荒壁乾燥状況

2019年1月18日 差し石

2019年1月24日 石積み

2019年2月25日 舗装

2019年2月26日 中塗り仕上げ

2019年3月7日 建具設置

八脚門現状

正殿の整備状況


 

 発掘調査でわかった正殿の遺構の真上に、同じ柱の数で、同じ面積の建物を建てています。また、元々の正殿には、東側には廂が付けられていましたので、廂も表現し、古代風の建物になっています。
 古代の建物を復元したわけではないので、復元建物である八脚門と区別するため、現代の素材で、現代の工法で建設しました。
 公園を訪れた方の休憩所としても利用できます。
 

 

ここが違う!

東側に廂が付く、柱の直径などは、復元想定図と共通しています。
 

Ⅰ期倉の整備状況


 
 倉跡の真上に、石と舗装により模式的に建物の位置を表示しています。白い石の中に、茶色い石で丸く表示しているのは、柱を立てるために掘った穴と柱です。舗装した4×5間の柱跡の範囲が、倉の床の範囲です。
 1箇所の柱跡だけは、陶板に発掘調査の時の写真を原寸大に焼き付けて、柱穴がみつかったときの状況を見られるようにしています。

Ⅱ期大型建物(長大な建物)の整備状況

 
大型建物1
 

大型建物2
 
 平成29年度は、表示工事のうち、柱を建てる工事だけを行いました。
 ここでは、直径30㎝程度、高さ40㎝程度の円柱を建てて、柱を表示しています。大型建物1は、円柱を抜き取ることができるようになっています。