シクラメン栽培管理教室が11月28日に、三重県四日市庁舎で開催されました。
昨年は10月末に当センターで開催しましたが、より参加しやすいように、今年はシクラメン・ポインセチア展示即売会の当日に開催しました。
講師は、四日市温室園芸組合花き部のシクラメン農家の増田 康典さんと鈴木 啓文さんが務めました。
午前と午後の2回開催し、それぞれ46名と15名、計61名参加していただきました。
種まきや鉢上げ、葉組みの様子などについて、プロジェクターを使っての説明があり、種を播いてから出荷までに1年ちょっとかかることや、小さな苗を一気に大きな鉢に植えると根の伸びが悪くなるので苗の大きさに応じて何回か鉢を変えて植え替えたり、ひとつひとつ手作業で株の中心に日が当たるよう”葉組み”をしているといった話に「とても手をかけているのですね」「ひとつひとつ葉組みしているとは知りませんでした」と驚かれていました。
また、ご家庭では涼しいところに置いてできるだけ環境を変えない、葉組みをすると中心から真っ直ぐきれいな花が咲く、あまり肥料をやりすぎないようにといったアドバイスもありました。
最後に、参加者にシクラメンの切花のプレゼントもあり、水につけておくだけで1ヵ月咲かし続けられるとの説明に、とても驚いた様子でした。