HOME >> 特集 平成22年度の決算 2011/12月上旬号
2010 YOKKAICHI
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特集 平成22年度の決算
スリムながらも着実に事業推進
平成二十二年度の決算がまとまりましたので、その概要と財政状況をお知らせします。一般会計は、歳入、歳出とも減少、市税も三%の減収となりました。このような厳しい財政状況の中でも、本市の活力を高め、元気で魅力あふれる都市として着実に発展していけるよう、さまざまな施策を実施するとともに、健全な財政運営に努めました。
一般会計の決算
歳入
歳出
特別会計の決算
歳入 675億円 特別会計とは 保険料や特定料金収入などの事業を行うものについて、一般会計とは別に経理するもので、本市では下記の10会計を設けています
歳出 645億円
※平成23年3月31日で老人保健医療特別会計を廃止したことに伴い平成22年度剰余金を一般会計へ繰り出しました
財産区の決算 公営企業会計の決算
※数値は四捨五入のため合計に差異があります
財政健全化へのやりくり
ほぼ計画通り、財政健全化を着実に推進
財政健全化の4指標では
 地方公共団体の財政を健全に運営することを目的に、財政健全化を判断する4つの指標の公表が義務付けられています。指標はいずれも国の早期健全化基準を下回りましたが、借金の返済額や残高に関する比率が国や県の平均よりも悪い状態にあり、今後も「償還以上には借り入れない」方針のもとに市債の適正発行に努めて、財政健全化を進めていく必要があります。

※標準財政規模…1年間に安定して
得ることのできる収入

(  )内は国の早期健全化基準、
この基準を下回るほど健全
〈実質赤字比率〉
標準財政規模に対して、一般会計などの赤字がどれだけあるかを計ります
〈連結実質赤字比率〉
標準財政規模に対して、全ての会計の赤字がどれだけあるかを計ります
〈実質公債費比率〉
標準財政規模に対して、1年間に返済する借金がどれだけあるかを計ります(18%未満が健全とされていますが、国平均は10.5%、県平均は11.5%)
〈将来負担比率〉
標準財政規模に対して、全ての会計および外郭団体なども含めた将来負担すべき債務がどれだけあるかを計ります(国平均は79.7%、県平均は76.4%)
他都市と比べてみると
財政の力はあるものの、大きい借金の負担
決算時の財政状況を人口、産業構造の類似した全国の12都市と普通会計で比較してみました。当市は財政の豊かさや余力は他都市平均と同水準ですが、標準財政規模に対する借金の負担割合が高くなっています。

グラフの見方
比較都市の平均が正六角形、平均より良好な指標はそれより長く、悪い指標は短くなります

普通会計とは
統計上、他都市と比較するため、一般会計のほか、特別会計の土地区画整理事業、住宅新築資金等貸付事業、公共用地取得事業分を合算したもの

[比較都市]福山市、呉市、加古川市、八尾市、豊田市、春日井市、岡崎市、一宮市、富士市、平塚市、川越市、いわき市
 
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