審査員
※令和3年3月25日時点
新井 鷗子(あらい おーこ)※予選のみ
東京藝術大学音楽学部楽理科および作曲科卒業。NHK教育番組の構成で国際エミー賞入選。これまでに「題名のない音楽会」「読響シンフォニック・ライブ」「ジルベスターコンサート」等の番組、コンサートの構成を数多く担当。著書に「おはなしクラシック」(アルテスパブリッシング)、「頭のいい子が育つクラシック名曲」(新星出版)、「音楽家ものがたり」(音楽之友社)等。東京藝術大学特任教授、洗足学園音楽大学客員教授。横浜みなとみらいホール館長。
荒川 健秀(あらかわ たけひで)
フルート・リコーダーの演奏を専門とし、他指揮・作編曲等で活躍。また管楽器を中心としたアンサンブル指導や音楽講座など幅広く活動している。吹奏楽活動では一般市民バンドで全国大会連続出場金賞を受賞。長男 荒川洋(元 新日本フィルハーモニー交響楽団首席フルート奏者)、長女 荒川知子(リコーダー奏者)を指導。現在は「荒川知子とファミリーアンサンブル」として全国各地で演奏活動を続けている。仙台市在住。
磯部 澄葉(いそべ すみは)
ピアノ、エレクトーン、パイプオルガンの演奏をはじめ、作詞・作曲・編曲、音楽劇制作など、幅広く活動を行っている。また幼少期の音楽教育を専門とし、子どもを対象とした音楽講座やコンサートも行なっている。東京・名古屋を中心にソロおよびジョイントコンサートなど多数出演。広瀬香美コンサートin名古屋コーラス監修。CBCラジオ『キリスト教の時間』演奏出演中。四日市市では、四日市市民ミュージカル『レイル・ドリーム』音楽制作。四日市シニアハーモニー委嘱作品合唱組曲『大入道ものがたり』創作および演出。四日市市健康体操では作詞および音楽監修を務める。現在、金城学院大学准教授。
田辺 信男(たなべ のぶお)
1971年に入団した、老舗の「ブルーコーツ・ジャズオーケストラ」で、看板プレーヤーとして注目を集める。退団後、フランク・シナトラの日本公演、米国カリフォルニア「モンタレー・ジャズフェスティバル」、トルコ「イスタンブール・ジャズフェス」などに出演、また、コンボ活動にも力を入れている。現在は、西東京市主催「多摩六都ジャズ養成講座」、福島市主催「こむこむジャズ養成講座」、朝霞市民会館主催「ビッグバンドジャズ養成講座」の講師を務めている。スウィングスタイルやカンサススタイルなどの戦前のアメリカのジャズやダンスバンドに関して膨大な知識と見識を持ち、古典ジャズのディテールまで再現した、豪放で力強い演奏は本邦随一である。
【特別審査員】
加藤 昌則(かとう まさのり)
作曲家・ピアニスト。東京藝術大学作曲科首席卒業、同大学大学院修了。
作品はオペラ、管弦楽、声楽、合唱曲など幅広く、作品に新しい息吹を吹き込む創意あふれる編曲にも定評があり、多くのソリストに楽曲提供、共演ピアニストとしても評価が高い。王子ホール「銀座ぶらっとコンサート Caféシリーズ」(企画・ピアノ)、東京・春・音楽祭「ベンジャミン・ブリテンの世界」(企画・構成)、など、独自の視点、切り口で企画する公演やクラシック講座などのプロデュース力にも注目を集めている。作品は12年オペラ「白虎」(第11回佐川吉男音楽賞)、18年「Sixteenth Montage」(セントラル愛知響委嘱作品)など。2017年CD「PIANO COLOURS」(エイベックス・クラシックス)リリース。2016年よりNHK-FM「鍵盤のつばさ」パーソナリティーを担当。2019年4月長野市芸術館レジデント・プロデューサーに就任。NHK2020応援ソング「パプリカ」の合唱編曲を手掛けている。
公式ホームページ http://www.masanori-music.com/
公式Facebookページ https://www.facebook.com/masanorikato02/
審査員の中では新参者ですが、関わったどの回でも、家族ってやっぱりそれぞれに個性があって、魅力的なんだなぁと思いながら、我が家族はどうなんだ!?と自問しています(笑)。歴史が長いクラシック音楽ですが、我々が最も聴き、人気が深い、18世紀後半から19世紀の間のそれは、サロンなど人々が集う小さな交流の場でも発展してきました。シューベルトは家族で合奏していたくらいです。家庭に音楽があること、日常に音楽が寄り添っていることはとても素敵なことだと思います。ただ家族の為だけでなく、舞台で披露する家族の姿を見て、そういうことも感じさせてくれるのが、このコンクールの魅力です。さて今回はどんな家族が来るんだろう!?