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従来の市の決算報告では、行政運営にかかる費用(コスト)や資産・負債(ストック)などの情報を正しく把握することができなかったため、企業会計手法によるバランスシートや行政コスト計算書などを作成し公表しています。 |
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バランスシートとは、左側「資産の部」と右側「負債の部」「正味資産の部」のバランスが常に保たれていることからこう呼ばれています。今までに整備してきた施設(道路や建物など)を左側(借方)に、その整備のために借り入れたお金などを右側(貸方)に一覧表示したものです。 |
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行政コスト計算書とは、1年間の行政サービスにかかる費用(コスト)と収入を表すものです。費用と収入との差は35億円の黒字となっており、発生主義的に見た場合に、現年度の支出を収入で賄えたということになります。この状態が続くと、減価償却費を内部留保できていることになり、現存の施設を維持できていることになります。しかしながら、今後も人件費や公債費などの経常経費の削減を図り、収支を継続的に安定させていく必要があります。 |
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キャッシュ・フロー計算書は、1年間にどれだけの資金が入ったり出ていったりしたかを、行政活動、投資活動、財務活動という3つの区分で表しています。道路や建物などをつくる投資活動および借金の借入や返済の財務活動の収支はいずれも赤字となっており、この不足分を埋めるため市税などをもとにした日常の行政活動の黒字で対応したことがわかります。 |
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市の財政状況について市民の皆さんにご理解いただくため、「四日市市財政公表条例」に基づき平成20年度上半期の財政執行状況をお知らせします。 |
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歳入予算の執行率は49.1%(531.6億円)
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市税は前年同期比20.0億円、5.9%の増 |
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市債の執行率が低いのは借り入れを主に翌年の4月・5月に行うためです
市債:公共施設の建設資金などとして市が借り入れたお金です |
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歳出予算の執行率は48.4%(523.8億円)
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歳入予算の執行率は61.5%
歳出予算の執行率は52.4% |
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一般会計と特別会計を合わせた
残高は1,073.7億円
(前年同期比で31.9億円、2.9%減)
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一般会計では土木債が368.9億円、34.4%と最も多い |
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前年同期比で土地は82,683m2増(1.1%増)
建物は1,211m2減(0.1%増) |
土地 7,388,903m2
公園の敷地・市有林など |
建物 902,311m2
市役所、学校、市営住宅など
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工作物 17,031個
学校・公園の遊具など |
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