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2003 YOKKAICHI
特集 四日市市イメージチェンジ大作戦
きらめく自然 ときめく四日市 ホタルとコンビナートの競演
「四日市市イメージチェンジ大作戦」のイメージポスター 市民・事業者・行政との連携による環境改善への取り組み
 昭和30年代、四日市市臨海部では日本経済発展のけん引役となった石油化学コンビナートが形成されました。その結果、地域経済は活性化し、人々の生活は豊かになりましたが、一方で大気汚染や水質汚濁に代表される深刻な四日市公害が発生しました。これにより、全国的にも、環境のよくない都市というイメージが定着したことも事実です。しかし、市民・事業者・行政のそれぞれの取り組みと連携により、今日では大幅な環境改善が図られています。
豊かな自然は市民の誇り
  四日市は、鈴鹿山脈からの清流が耕地を潤し、その伏流水や地下水が水道水源になっています。また、国の天然記念物「御池沼沢(おいけしょうたく)植物群落」や名水百選「智積養水」などもある水と緑に恵まれたまちであり、茶畑や農地、里山など昔からの風景も残されています。
 これら豊かな自然を身近に感じることができるのは、公害問題への取り組みと同様に、市民・事業者・行政が一体となり、長年の環境保全に対する取り組みによって築かれたもので、市民が誇ることのできる大きな財産です。
「四日市市イメージチェンジ大作戦」のイメージポスター
イメージチェンジのシンボルはホタルとコンビナートの光の競演
 イメージチェンジのシンボルとして、夜空に輝くコンビナートの光と対岸の楠地区内鈴鹿川派川沿いの水路で乱舞するゲンジボタルの光の競演を取り上げました。この光景をデザインしたポスターを作成し、市の各施設をはじめ、企業にも協力をいただき、快適環境都市四日市を幅広くアピールしていきます。
みんなでホタルのすむ環境を守っています
楠町本郷ホタル保存会会長 中嶋健さん

ホタルの生息する用水は、鈴鹿川堤防沿いの水路です。一年中、地下から流れ出る水の水質などがホタルの生育に適しているようです。現在生息するのはゲンジボタルで、平成4年ごろから見られ、たくさん舞い飛ぶようになったのは平成12年ごろです。捕獲して持ち帰る人が増えたことから保存会をつくり、地区の自治会員など約80人がホタルのすむ環境を見守っています。年間の主な活動は、幼虫が育つ3月に川掃除、5月下旬から6月下旬までのシーズン中はパトロール、7月下旬の草刈りなどです。 
みんなでホタルのすむ環境を守っています

 

 

「ホタルとコンビナートの競演」イメージシンボル募集
ホタルとコンビナートの光の競演を表現したシンボルマークを募集します。
[テーマ] 
「きらめく自然 ときめく四日市」 〜ホタルとコンビナートの競演〜
[募集規格] 
 
テーマをイメージするシンボルをデザインやイラストなどで表現したもの (作品はアイデア画またはデータにより提出。大きさはA4サイズまで) 
[募集条件] 
 
(1)未発表のものに限ります
(2)一切の権利は市に帰属されます
(3)作品は返却しません 
[募集期間] 
8月20日(月)必着 
[作品の使途] 
 
ポスター、チラシ、パンフレット、名刺、名札などの印刷物のほか、イメージチェンジのために市が啓発用として使用するあらゆるものに利用 
[応募方法]  
シンボルマークの説明、住所、名前、電話番号を作品に添付し、広報情報課へ提出(データの場合は必要事項を明記) 
[審査] 
市で定める審査会で審査  
[賞品]  
採用作品は広報よっかいちで発表し、作者に10,000円分の図書券を進呈 
ポスター、名刺、名札など多彩にイメージチェンジ活動
 “ホタルとコンビナートの競演”のイメージ写真は、ポスターばかりでなく、市職員の名札として使用するほか、名刺などにも取り入れます。
 また、イベントを通じてのアピールでは、四日市競輪で「ホタル杯」の開催や大四日市まつりでもスタッフ、ボランティアがイメージ写真を取り入れた法被(はっぴ)を着用します。そのほか、上下水道局が販売する四日市の地下水を利用した水「泗水の里(しすいのさと)」のペットボトルへの使用や、企業や団体へのイメージ写真の無料提供など、さまざまな展開を図ります。
名刺
名刺 名札
これからも住みよいまちづくりを進めます
 イメージチェンジ大作戦とともに、これからも、産業と快適な環境が共存する愛着の持てる住みよいまちづくりを進めていきます。
 

●この特集についてのお問い合わせは  広報情報課TEL354-8244
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