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平成15年度は、市内の47の小・中学校から119点の応募がありました。
内容も学校や家庭生活での体験から得たものや、鋭く社会に目を向けたものなど幅広くとりあげられていました。
テーマ別に見ると、いじめに関することや外国人に関する問題、障害者問題、部落問題、平和についてなど、さまざまな角度から書かれていました。いずれの作品も作者が感じた人権問題に対する熱い思いが綴(つづ)られており、人権の重要性について真剣に考えていこうという姿勢がうかがえるものばかりでした。
応募された作品の中から、身の回りのさまざまな矛盾や不合理を鋭く指摘し、自らの生き方とかかわらせ、解決に向けての展望を明らかにしていこうとする意欲や態度に満ちた作品を選定し、11点を入選としました。今回の特集では、そのうち、2点の作品を掲載しました。 |
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掲載者(敬称略)の学年は2003年度のものです |
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市内の小・中学校では、「人権を尊重し、差別をなくす実践力の育成」を目指して、子どもたちに対して、さまざまな取り組みが進められています。
特徴的なものとしては、人権問題に関する校内弁論大会や人権劇の取り組み、差別の中を生き抜いてきた人と出会い、その人の思いや生き方に学び、自分の生き方を考える学習などです。
子どもたちは、このような人権学習などを通じて、差別を見抜く豊かな感性や差別をなくそうとする実践力を身につけていっています。 |
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人権問題を考える契機とするとともに差別をなくす実践力を育成するための一環として、この人権作文やポスターの取り組みを行っており、今年度も学校を通じて募集をしていく予定です。 |
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