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2004/5月下旬
2003 YOKKAICHI
特集 2003年度 四日市市人権作文
ともだちはたいせつ   中央小学校 1年 みかみ りょうた
 生かつかで、中国のべんきょうをしています。みんなでげきをすることになりました。げきのだい名は「そんごくうたちのながいたび」にきまりました。みんなではなしあってきめました。
「そんごくうのたびがいいとおもいます」
「そんごくうだけが、たびをするんじゃなくて、三ぞうほうしとちょはっかいとさごじょうみんなで、たびをするんだから、そんごくうたちのたびにしたらいいです」
「そんごくうは、なかまがいたからこそ、つよくてやさしいさるになりました。一人でたびをしたら、あばれんぼうのままだとおもうから、たちをつけたほうがいいとおもいます」
「さんせい、さんせい」
 みんなではなしあって「そんごくうたちのながいたび」にきまりました。
 ぼくは、そんごくうに「たち」をつけたところが、とてもいいかんがえだとおもいます。このだい名が気にいってます。
 そんごくうみたいに、ぼくにも大せつなともだちがいっぱいいます。
 ちょうしゅ先くんも大じなともだちです。6月にぼくたちのクラスのなかまになりました。中国から日本にきたばかりで、はじめはことばがなにもつうじなくて、大変でした。ぼくもなんていったらいいのかわからなくてこまったこともあったけど、ちょうくんは、もっともっとたいへんだったとおもいます。でも、どんどんつうじるようになりました。さいしょはなにもしゃべらなかったけど、いっしょにあそんでいるうちにどんどんしゃべられるようになってきました。
 ちょうくんは、きゅうしょくをたべるのがはやくて、先生もまけています。いつも元気いっぱいです。
 ちょうくんは中国ごをみんなにおしえてくれます。「二ーハオ」っていうだけでも、はつ音がむずかしくてなんども「ちょっと、ちがうよ」となおされました。ぼくたちは、「ニーハオ」だけでも、むずかしかったのに、日本ごをたくさんはなせるようになったちょうくんは、もっとたいへんだったんだろうなとおもいました。ちょうくんは、すごい子だよ。ちょうくんがいたから、そんごくうのげきができたんだよ。
 ちょうくんはぼくのことがすきで、ぼくもちょうくんのことがすきだよ。
 ぼくは、ちょうくんもすきだけど、みんなもすきです。そんごくうといっしょで、ぼくもみんなと学校でべんきょうしているうちにほんとうにつよくてやさしい人になります。
 みんなたいせつなともだちだから、みんなすきになって、すごくなかよしになりたいです。
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