四日市市上下水道局

下水道施設の紹介(浄化センター)

1.日永浄化センターの概要

敷地面積(㎡) 使用開始 処理能力(㎥/日) 焼却炉(t/日)
第1系統
*2016年度 廃止
12,190 1965年7月 8,600 30×2
第2系統 23,590 1975年4月 35,300
第3系統 18,820 1985年4月 32,400
第4系統 27,100 2016年4月 12,200
81,700 79,900 60

日永浄化センター(所在地:四日市市寿町2-8 TEL:059-345-1001)

2.下水処理の仕組み(あなたの家庭や工場の排水をきれいにするには)

生活排水
台所、風呂、トイレなどの汚水は、直接下水管へ流されます。
また、雨水は雨水管を流れて、雨水ポンプ場を通り、川や海に放流します。
マンホール
下水管の清掃や修理などの維持管理のため設けます。
工場排水
工場で発生する汚水は、有害物質を含んでいる場合があることから、
除害施設で有害物質を取り除いた後、下水道管へ流されます。
中継ポンプ場
下水管は下流へ行くほど深くなっていくため、一定の深さのところでくみ上げ、浄化センターへ送ります。
沈殿池
ここをゆっくり流れる間に、土砂類は底に沈みます。
大きなごみは、スクリーンで取り除きます。
最初沈殿池
さらにゆっくりと汚水を流して、細かい汚れを沈殿させ、たまった汚泥は、汚泥処理施設へ送られます。
反応タンク
汚水に活性汚泥を加え、空気を吹き込み混合します。
微生物の働きにより、水の汚れが綿のような固まりとなって、沈みやすくなります。
最終沈殿池
汚水中の固まりを沈殿させ、汚泥処理施設へ送られます。
消毒槽
きれいになった水は、ここで消毒され川や海に放流します。
汚泥濃縮槽
沈殿池から送られてきた汚泥を沈めて濃くします。
汚泥脱水設備
濃くなった汚泥に薬品を加えた後、脱水機により水分と固形物(脱水ケーキ)に分けます。
汚泥焼却設備
脱水ケーキは焼却され、灰はセメント原料として再利用します。