コケという名前がついていますが、種子植物です。ミズゴケなどが育つ湿地に生育する背の低い草で、地面から葉を放射状に伸ばします。円形の葉の一面に長い毛があり、その先端から甘い香りのする粘液を出します。この液につられてやってきた虫がくっつくと、粘り気のある毛と葉が虫を包むように曲がり、消化酵素の働きで分解・吸収します。トウカイコモウセンゴケは薄いピンク色の花を咲かせます。また、白い花を咲かせるモウセンゴケという植物もいます。 画像をクリックすると拡大表示します。 ページトップへ