ミミカキグサは湿地に生育する小型の植物で、茎は泥の表面近くを横に走り、地上部に小さなヘラの形をした葉をつけています。薄い葉は湿った地表に張り付いています。茎から泥の中に地下茎をのばし、この地下茎や葉に捕食嚢をつけ、ミジンコなどのプランクトンをつかまえます。花は7月から9月にかけて、高さ10cmほど伸ばした花茎の先端に、黄色い花をつけます。唇のような形の花で、花が咲いたあと、がくが残って実を包み、その姿が耳かきに似ています。 画像をクリックすると拡大表示します。 ページトップへ