HOME >> 特集 都市計画マスタープラン「全体構想」の見直し 2011/9月上旬号
2010 YOKKAICHI
特集 都市計画マスタープラン「全体構想」の見直し
「住んで良かった」「住み続けたい」まちを目指して
市では、まちの健全な発展や秩序ある整備を図るため、「都市計画マスタープラン」を基に、道路や公園などの整備や、地域の土地利用の方針づくりを進めています。同プランの上位計画であり、市全体のまちづくりの方向を示す「総合計画」が新たに策定されたことから、それに合わせ、プランを見直しました。

 ●
都市計画マスタープラン全体構想は、各地区市民センター・楠総合支所での閲覧、または、ホームページ
   (http://www.city.yokkaichi.mie.jp/city-planning/keikaku/masterplan.html)からご覧いただけます
「都市計画マスタープラン全体構想」を変更
 都市計画マスタープランは、市のまちづくり(都市計画)の基本方針を示し、土地利用の基準となるものです。市全体の都市像を示す「全体構想」と地域・地区単位でのより詳細な計画を示す「地域・地区別構想」から構成されています。
  全体構想は、人口減少・高齢社会の到来、地球規模での環境問題への対応などを視野に平成14年に策定し、平成20年には、自然環境と調和した計画的な産業立地を誘導する目的で一部変更を行いました。
  当初策定からおおむね9年余りが経過する中で、新たな総合計画の策定に伴い、必要部分の見直しを行うこととし、各地区での説明会や意見募集などを行い、市議会6月定例月議会での議決を得て7月に変更を行いました。
  地域・地区別構想は、地域住民から提案される「地区まちづくり構想」を基に、順次策定していきます。
  また、都市計画マスタープランの基本的な指針として、「都市計画マスタープランのガイドライン」を作成しました。
都市計画マスタープランの構成
※「地区まちづくり構想」と「地域・地区別構想」の違い
地区まちづくり構想とは…少子・高齢化や自然環境など、地域の課題に合わせて地域の皆さんが策定するまちづくりの構想
地域・地区別構想とは…「地区まちづくり構想」を基に、地域の土地利用や道路・公園など、ハード整備の方向性を定める市の構想
まちづくりの基本的な考え方
生活者の視点に立つまちづくり
既成市街地などの再整備と有効活用
自然環境の保全と創出
誰もが移動しやすい交通環境づくり
市民と市の協働によるまちづくり

 今回の見直しでは、本格的な高齢社会の到来に伴い、新たに「農村集落における定住促進」、公共交通の重要性を含めた「誰もが移動しやすい交通環境づくり」の2つの視点を加えました。

駅前広場の整備や駅舎のバリアフリー化が
行われた近鉄・三岐富田駅
 
土地利用の基本方針
「都市活用」と「自然共生」で調和のとれたまちに
 
 市域東部を既存の都市機能を活用しつつ商工業などの経済活動や都市居住を進める「都市活用ゾーン」、市域西部を点在する既成市街地、既存集落などが自然環境と共生し良好な環境を維持していく「自然共生ゾーン」と位置付け、それぞれの特色や地域性を活かしたまちづくりを進め、「自然と都市の調和のとれたまちづくり」を目指します。そうした方向を維持しながら、新たな土地利用のあり方を加えました。
「地区まちづくり構想」への取り組みを支援します

●この特集についての
 お問い合わせ・ご意見は
都市計画課 TEL 354‐8194 FAX 354‐8404
Copyright(C) 2011 Yokkaichi City All rights reserved.