HOME >> 特集 地域を支える市民活動 2011/8月上旬号
2010 YOKKAICHI
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特集 地域を支える市民活動
地域を支える市民活動

特集/市民活動

市民の力がまちづくりの大きな支えになっています。
自治会活動に加えて、自発的な市民活動が広がりを見せ、まちに新たな魅力がはぐくまれています。
安心、元気・魅力、絆のあるまちを目指し、あなたも市民活動に参加しましょう。

 
市民活動
 
市民が自発的、継続的に参加
 
市民活動とは、社会的な課題を解決するため、市民が自発的、継続的に参加する営利を目的としない活動のことをいいます。例えば、従来からある自治会活動や子ども会などの活動に加え、ボランティア活動やNPO法人などの活動がこれに当たります。
 
●地緑的な活動
同じ地域に住む皆さんが自主的に住みよいまちを目指した活動で、地域を支える大切なものです。
代表的なものとして自治会があげられ、文化祭や運動会などの行事を通して住民同士の交流を深めたり、防犯、環境などの地域の課題の解決を図り、互いに助け合い、安全で安心して暮らせる地域づくりに取り組んでいます。
●ボランティア活動やNPOの活動
これらの活動は、ひとつの目的によって結びついたものです。活動の資金を自ら出し合ったり、参加者から集めたり、企業や行政の支援を得るなどしています。
専門性を生かし、環境、福祉、青少年育成、住宅や交通問題、防犯、文化、歴史などのさまざまな領域で活動しています。
■公益的な市民活動の形態
北地域包括支援センター長 鈴木廣子さん
 
市民協働
 
市民と行政で取り組むまちづくり
 
地域や市民のニーズが多様化している今日、市民と行政が役割を分担し、力を合わせてまちづくりに取り組むことを一般に「市民協働」といいます。
協働を推進することで、市民活動がますます盛んになり、「みんなが誇りを持てるまち四日市」につながっていきます。
市の支援
 
市は、地域社会づくり総合事業費補助金で各地区の自主的な活動を支援するとともに、個性あるまちづくり支援事業で市民による先駆的な夢のある公益活動を支援しています。
 
市のあちこちに市民活動のある活気と魅力のあるまちを
  個性あるまちづくり支援事業審査会委員長
三重大学工学部教授 浦山 益郎さん
  社会の成熟化につれ、人々の関心は仕事や家庭だけでなく、歴史や文化、環境などに広がり、精神的な豊かさや生活の質の向上に重きをおくようになるといわれます。市民活動はその現れのひとつでしょう。社会への貢献を通じて自己実現を図ろうとするからです。
一方、社会サービスへの要求はますます多様化していますが、行政だけでその全てに対応することは困難です。そこで、市民が地域の課題を洗い出し、住みよいまちにしようと取り組む活動が見られます。四日市市の「個性あるまちづくり支援事業」はこのような活動を支援するものです。この制度の支援をきっかけに、さらに意欲的に活動を展開している団体は少なくありません。また、団体同士が連携し、地域の枠を超えて広がりを見せている活動も生まれています。
市内各所で、市民がいきいきと活動に参加し、多様な市民活動団体が頑張っている姿こそ、「活力」のあるまちということができると思います。
 
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