HOME >> 市政ほっとらいん 2011/6月上旬号
2010 YOKKAICHI
市政ほっとらいん
腸管出血性大腸菌(O157・O26など)感染症を予防しましょう!
 例年、初夏〜秋にかけて腸管出血性大腸菌感染症が流行します。平成22年度において市内では、感染者(患者・病原体保菌者)が38件報告されました。
 大腸菌は人や動物の腸管の中にいて、下痢などの症状を起こすことはほとんどありません。しかし、腸管出血性大腸菌は、腸管内でベロ毒素という出血性下痢の原因となる毒素を作り出す、感染力のとても強い菌で、特に抵抗力の弱い乳幼児や高齢者などは症状が重くなる傾向があります。
症状
 多くは水様性下痢と腹痛で発症し、その後血便がみられることもあります。潜伏期間はおおよそ3〜8日です。
感染方法
 口から感染します。飲食物から感染する場合と、手についた菌がおもちゃやタオルなど、物を介して、人から人に感染を広げる場合があります。
食中毒予防

(1)こまめな手洗いをしっかりとしましょう
(2)ユッケやレバ刺しなどお肉を生で食べることは避けましょう
(3)食品についた菌は、時間とともに増えるので、調理した食品は、すぐに食べましょう
特に子どもや高齢者、体の弱い人は、菌に対する抵抗力が弱いので、注意が必要です

  ・この菌は熱に弱く、75℃、1分間の加熱で死滅します
・焼肉を食べるときには、生肉をとる箸と食べる箸を使い分けましょう
 
 
問い合わせ先 … 保健予防課(Tel 352-0594 Fax 351-3304)
衛生指導課(Tel 352-0592 Fax 351-3304)
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