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2003 YOKKAICHI
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特集:市の財政状況
 
特集:平成20年度の決算
厳しい財政状況の中将来を見据え、財政健全化を推進
 平成20年度の決算がまとまりましたので、その概要と財政状況をお知らせします。
一般会計の歳入は1,093憶円、前年度比7.8%増。歳出は1,066憶円、前年度比7.4%増と、歳入・歳出ともに過去最高になりました。
市税は、秋以降の世界的な経済不況の影響により法人市民税は落ち込んだものの、大規模な設備投資による償却資産の増により、通年では増となりました。
歳出では、将来を見据えて土地開発公社経営健全化に取り組み、約60億円を支出しました。また、平成20年度は、市制施行111周年に当たり、市民協働でさまざまな事業を行いました。
一般会計の決算
歳入 1,093億円 歳出 1,066億円
特別会計の決算
歳入 740億円
歳出 703億円
特別会計とは
 保険料や特定料金収入などの事業を行うものについて、一般会計とは別に経理するもので、本市では右記の11会計を設けています
区分 収入 支出 一般会計からの繰入金
競輪事業 224億円 211億円
国民健康保険 276億円 260億円 21億円
食肉センター食肉市場 7億円 7億円 3億円
土地区画整理事業 8億円 8億円 7億円
交通災害共済事業 1億円 1億円
住宅新築資金等貸付事業 4千万円 3千万円 1千万円
老人保健医療 21億円 19億円
公共用地取得事業 9億円 9億円 6千万円
農業集落排水事業 4億円 4億円 2億円
介護保険 153億円 147億円 23億円
後期高齢者医療 38億円 37億円 20億円
財産区の決算
区分 収入 支出 一般会計
からの繰入金
桜財産区 3千万円 2百万円
公営企業会計の決算
区分 収入 支出 一般会計
からの繰入金
水道事業 78億円 74億円 2千万円
病院事業 155億円 161億円 9億円
下水道事業 113億円 106億円 76億円
※数値は四捨五入のため合計に差異があります
■財政の状況
財政健全化について
ほぼ計画通りに進めるも、将来の負担の比率は高め
《目標値の達成度では》
 健全な財政運営を図るため、行政経営戦略プランに基づき、目標値を定めて取り組み、計画通り推進しています。
財源の中で借金返済額の占める割合(実質公債費比率
(返済金は全会計に対し一般会計が負担するもの)
18.6%
(目標は21.6%以下)
歳入の中で自前の財源の割合(一般会計での自主財源比率 70.5%
(目標値は70%以上)
全会計での借金残高  2,688億円
(目標は2,800億円以下)
不測の事態への備えと負の資産処理のための貯金 61.9億円
(目標は70億円以上)
(目標値はすべて平成21年度達成を目指すもの)
《財政健全化の4指標では》
 地方公共団体の財政を適正に運営することを目的に、財政健全化を判断する4つの指標の公表が義務付けられています。これら4つの指標も基準内となりました。
指標 早期健全化基準
(基準を下回るほど健全)
本市 
一般会計での赤字の程度 (実質赤字比率 11.25% 赤字なし
全会計での赤字の程度 (連結実質赤字比率 16.25% 赤字なし
実質公債費比率(前述) 25% 18.6%
全会計を対象に、一般会計 などが将来負担する借金の
現財政規模に対する割合 (将来負担比率
350% 158.4%
他都市と比べてみると
自前の財源確保など財政力は平均以上 高い借入金の残高
 決算時の財政状況を人口、産業構造の類似した他12都市と比較してみました(普通会計での比較)。
グラフの見方
 比較都市の平均が正五角形、平均より良好な指標はそれより長く、下回る指標は短くなります
 
普通会計とは
 統計上、他都市と比較するため、一般会計のほか、特別会計の土地区画整理事業、住宅新築資金等貸付事業、公共用地取得事業分を合算したもの
[比較都市] 福山市、呉市、加古川市、八尾市、豊田市、春日井市、岡崎市、一宮市、富士市、平塚市、川越市、いわき市
 
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