HOME >> 特集 水道ビジョン策定 2009/10月上旬
2003 YOKKAICHI
特集:水道ビジョン策定
 
“貴重な水”と“信頼の絆”を未来に
市の水道水は水量、水質ともに恵まれたおいしい水で、これを将来にわたり守り続けていくことが大切です。今後の日本の人口は減少傾向にあるといわれ、それに伴い、市の水道でも水需要の減少などにより料金収入の低下が懸念されます。このような中で、上下水道局は市民の皆さんのニーズに対応し、おいしい水の供給、安定した給水の確保、持続可能な事業運営などを図っていくため、これからの水道事業のあるべき姿を「四日市市水道ビジョン」として策定しました。
水道の目指す将来像
安全で良質な水道水を将来にわたって安定的に確保し、市民の皆さんから信頼される水道を目指します
基本理念
“貴重な水”と“信頼の絆”を未来に
計画期間
平成21年度から30年度の10年間
 
主な取組み
安心
安心しておいしく飲める水を届けます
市民の皆さんのニーズに応え、水源である地下水の保全、施設の改良更新、きめ細かな水質管理などに取り組みます。
安定
いつでもどこでも安定した給水に努めます
渇水や地震などの災害時も一定の水を確保するため、施設の耐震化や施設・管路の計画的な更新を行います。
持続
将来にわたって持続可能な事業運営を図ります
中長期的な財政収支を見据えた経営計画を策定し、健全経営に努めるとともに、的確な維持管理が図れるよう技術継承に努めます。
環境
環境保全を進めます
水源の保全に積極的にかかわるとともに、省エネルギー対策をより一層進め、環境にやさしい水道を目指します。
管理
適正な管理体制の充実を図ります
事故や災害など非常時の迅速な対応体制を強化し、危機管理の徹底を図ります。
国際
国際化に対応します
ICETT(国際環境技術移転研究センター)との連携などで、国際協力に努め、身近なところから国際化を進めます。
四日市市の水道水の現状
普及率はほぼ100%
 市の水道事業は昭和3年に始まり、昭和62年には市の全域が給水区域になりました。その後、水源開発や施設の耐震化など、事業の拡充を進めてきました。平成20年度末の普及率は99.95%です。
主に地下水を利用
 市の水道水源は、鈴鹿山脈から流れる河川流域に設置された井戸からくみ上げる地下水がおよそ3分の2、県営水道用水が3分の1となっています。水源を地下水と県営水道用水とすることで水源は複数となり、水の安定確保を図っています。井戸は朝明川、三滝川、内部川などの流域に22カ所あります。 水源の水道用井戸(三滝3号井、「泗水の里」の原水)
水源の水道用井戸(三滝3号井、「泗水の里」の原水)
おいしい水道水
 市の水道水は水道法に定められた水質基準をすべてクリアした安心でおいしい水です。
水道井戸原水「泗水(しすい)の里」 水道井戸原水「泗水(しすい)の里」
市の水道用井戸の地下水を加熱殺菌、ろ過処理したもので、天然のミネラルがそのままの状態で含まれたおいしいミネラルウォーターです。上下水道局、総合会館、じばさん三重で販売しています。
 

●この特集についてのお問い合わせは 上下水道局経営企画課 TEL 354‐8369 FAX 354‐8249
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