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>> 特集 救急出動
2009/9月上旬
“急病になった”“大ケガをした”そんな一刻を争うときに頼りになるのが救急車です。
しかし、救急車出動の内訳をみると、搬送の半数以上は入院の必要のない軽症者で、症状によっては救急車以外の対応方法が考えられる場合もあります。
救急車は市民の皆さんの安全・安心を守るために活動しています。
いざというときに万全の出動体制を保つためにも、救急車の適正利用にご協力ください。
市消防本部管内には消防署・分署・分駐所合わせて8カ所に10台の救急車が配置されています。平成20年の出動件数は12,499件(搬送人員11,608人)で、1日当たり34.2回、約42分に1回出動していることになります。搬送人員のうち、事故別では「急病」が62.9%(グラフ(1))、傷病別では入院が不要でその日に帰宅できる「軽症」が62.9%(グラフ(2))、「軽症」(7,305人)の内訳をみると、18歳から64歳までの「成人」が51.9%と最も多く、65歳以上の「高齢者」が36.4%を占めています。
■救急車配置図
【グラフ(1)】事故別搬送人員(平成20年)
【グラフ(2)】傷症別搬送人員(平成20年)
市消防本部ではだれでも参加できる「定期普通救命講習会」を開いています。不特定多数の市民の皆さんが出入りする場所に設置が進むAED(自動体外式除細動器)の正しい知識や使い方も習います。ぜひ、ご参加ください。
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開催日・場所/〈
9月
〉12日 中消防署、19日 中央分署、〈
10月
〉10日 北消防署、17日 中央分署、〈
11月
〉14日 楠総合支所、21日 中央分署、〈
12月
〉12日 中消防署
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時間/9:00〜12:00
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内容/心肺蘇生法(人工呼吸・胸骨圧迫)、AEDの使用法、止血法、異物除去
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申し込み/防災教育センター 365-3119
(月曜日、祝・休日を除く9:00〜17:00)
「軽症」でも救急車の出動が必要となる緊急の場合もありますが、中には適切な情報や判断があれば、自ら医療機関などに行くことで対応できる場合もあります。「急病だが救急病院が分からないので救急車を呼んでしまう」ケースなどでは、まず、救急医療情報の利用に努めましょう。
診療を行っている医療機関を24時間体制で紹介しています
(県広域災害救急医療情報センター)
19:30〜23:30
夜間に子どもの急病で、その対処や病院での受診が必要かなど、判断に困ったときの相談窓機関。小児科医師や看護師が対応します。
(問い合わせ/Tel 059-224-2248)
西新地14-20(消防本部東)
内科・小児科・耳鼻咽喉科
9:30〜16:00
●この特集についてのお問い合わせは
消防本部消防救急課 TEL 356‐2006 FAX 356‐2016
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