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2003 YOKKAICHI
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特集:財政状況
平成16年度財政状況のあらまし
平成16年度の決算がまとまりましたので、その概要と財政状況をお知らせします。
一般会計の歳入は、970億円、前年度比6.8%増
 (減税補てん債の借換債63億円を除くと、実質は907億円、前年度比0.2%減)
歳出は、955億円、前年度比6.6%増(同、実質は892億円、前年度比0.5%減)
歳入から歳出を引いた収支は15億円の黒字も、正味の収支である実質単年度収支は6億円の赤字
一般会計の決算
平成16年度決算については監査委員による審査を受け、
予算の執行はおおむね良好であるとの意見をいただいています
 
四日市市の決算額 家計簿での割合
〈収入〉
〈収入〉
●市税 492億円 ●給料など 51%
●国・県支出金など 209億円 ●実家からの援助 25%
●国からの配分
 (地方交付税)
31億円
●借金(市債) 140億円 ●ローンでまかなう額 14%
●使用料・手数料など 85億円 ●貯金の利息や
  家賃収入など
9%
●繰越金 13億円 ●前月の繰越 1%
970億円 100%
〈支出〉(性質別) 〈支出〉
●人件費 185億円 ●食費 19%
●生活保護や医療助成
  など(扶助費)
123億円 ●家族の医療費、
  介護費用など
13%
●借りたお金の返済
 (公債費)
191億円 ●ローンの返済 20%
●投資的経費・維持補修
  など
119億円 ●家の増改築、
  車の修理代など
12%
●物件費 112億円 ●光熱水費などの
  日常生活費
12%
●補助費など 159億円 ●友人への援助金
 (冠婚葬祭)や
 町内会費
17%
●繰出金 60億円 ●子供への仕送り
  など
6%
●積立金 6億円 ●貯金 1%
955億円 100%
■給料だけでは足りない
給料や貯金の利息、前月の残り(約60%)だけでは、食費、医療費、光熱水費(約44%)は払えますが、借金の返済(約20%)が若干とどこおり、車の修理や友人の結婚祝いなどができません。結果、親からの援助やさらに借金をせざるを得ない状況です。
■ローンの返済も・・・
家の増改築などで借金をしてきたローン返済がピークとなり大変です。
■頑張って節約しています
食費、光熱水費や家、車の修理代などは、頑張って節約していますが、家族の医療費や介護費用はこれからさらに増える見込みです。
■実家からの援助頼み
実家(国・県)も不景気で余裕がないので、これからはあまり期待できません。
■これからも厳しい状況は続きます
そろそろ家の補修の時期なのですが、お金に余裕がないのでやりくりが大変です。
長い景気の低迷で市の収入が伸び悩む反面、市民福祉や利便性向上のために欠かすことのできない投資を続けたために家計が苦しくなってきたと言えます。現在は、計画的な市債の発行を心掛け、経費の削減努力をするなど、持続的発展を目指して財政の健全化に努めています。
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