現在の地域社会では、核家族化や少子高齢化の進展により昔のような家庭や地域でのお互いの助け合い の機能が弱体化しています。そういった中、家庭内暴力や虐待、引きこもりといった新たな社会問題が生じる 一方、ボランティアやNPOなどによる社会福祉を通じて地域形成を図る動きも活発になってきています。
このような時代こそ、社会福祉の基礎となる他人を思いやる気持ちやお互いを支え助け合おうとする気持ち が大切です。社会福祉法では、「共に生きるまちづくり」を目指して、一人ひとりがそれぞれの地域で手を 携えて助け合い、誰もが安心して充実した生活が送れるよう「地域福祉計画」の策定が求められています。
市では、市民・事業者・行政などが協力してこういった地域社会を築いていけるよう、「地域福祉計画」 策定委員会を設置して作業を進めています。この計画に皆さんの声をより多く反映させられるよう、地域福祉 についてのご提言やご意見をお寄せください。 |