HOME >> 住み続けたくなるまちの実現に向けて 2002/9月上旬
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 「全体構想」では、市全体の土地利用や整備方針が示されていますが、その中でそれぞれの地域・地区で暮らしやすいまちをつくっていくためには、住民のみなさん自らが取り組むまちづくりが大切です。
 「地域・地区別構想」には、市の行う計画に加え、住民のみなさんの取り組みを位置付けることにより、将来に向けたまちづくりの方向を詳しく示していきたいと考えています。
 住民のみなさんには、地域・地区の中で、将来に向けて暮らしやすいまちをつくっていくために、自ら取り組んでいくことができるものを考えていただきます。例えば、「地域の狭い道路を広げて安全で住みやすいまちに変えていきたい」場合や「家を建て替えるときに色彩を統一し、町並みをそろえていきたい」場合などに、地域の住民や地権者のみなさんの合意があれば、「地域・地区別構想」に位置付けていくことができます。
 市では、その際の条件や使っていただける制度・支援措置を紹介するなど、地域の合意形成をバックアップしていきます。
 構想を実現していくためには、住民のみなさんと市の役割分担を明確にした上で一緒に取り組んでいくことが必要です。市では必要に応じて、住民のみなさんによるまちづくりへの支援メニューを用意していきます。
 構想は、まちの未来に向けての取り組みです。今すぐに実現できるというものではありませんが、子どもや孫の時代まで住み続けたくなるまちの実現に向けて、ぜひ一緒に取り組んでみませんか。
熱のこもった話し合いを重ねる委員のみなさん
【橋北まちづくり委員会】
この委員会は今年4月、東西の連合自治会の統合を機に発足。委員は30代から50代までの12人の住民で、将来的な橋北地区のまちづくりを考えるために、毎月2回の定例会を開いています。「住んでみたくなるまちづくり」「高齢者の活躍の場づくり」「三滝公園など既存施設の活用」などについて、積極的に意見を交換。「都市計画マスタープランの地域・地区別構想」も視野に入れて意見をまとめ、自治会に提言し、住民のみなさんの理解を得ていく予定です。
多くの会員が参加して里山の清掃
【ボランティア八王子】
「八王子にボランティアの会をつくろう」と今年4月から民意で発足したこの会は、里山の清掃など「きれいな八王子町」をテーマに活動を展開。「生きがい」「奉仕」「仲間づくり」のスローガンの下、66人の会員が楽しく活動しています。会は自由参加で、自治会と連携を取りながらも並列関係を保つというスタイル。ゆくゆくは高齢化社会に対応した取り組みも視野に入れ、活動の範囲を広げていく予定です。
 
この特集のお問い合わせは、都市計画課(TEL54-8194)へ
  E-mail/toshikeikaku@city.yokkaichi.mie.jp
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