HOME >> まちににぎわいを取り戻す。中心市街地活性化への取り組み 2002/5月上旬
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 中心市街地を活性化してまち全体の魅力を取り戻そうと、商業者や事業者、市民のみなさんと市が協働して、さまざまな取り組みが始まっています。
 既存の商店街にとらわれず消費者の視点に立って、新しく創造性のある商品やサービスを提供する、3店以上の商業者の取り組みです。
●まちなかにぎわい塾
 空店舗を拠点として、大学の研究室や居住者や商業者などがまちの魅力を再検討します。時には、高校生の活動の場としても利用していただきます。
●まちなか店舗等外装整備補助
 まちなかにぎわい塾と連携して通りや区画ごとにまちづくりのルールを定め、ルールに沿った外装整備を行う店舗などに、改修費の一部を助成します。
活発に意見を交わし合う“塾”
●まちなか空店舗新規出店補助
 空店舗を拠点として、大学の研究室や居住者や商業者などがまちの魅力を再検討します。時には、高校生の活動の場としても利用していただきます。

 空店舗を利用して、まちににぎわいと活気をもたらす店を出店する場合、内装の改修費用を一部助成します。
空店舗を改装し、日替わりシェフが腕をふるうレストラン 
 現在、児童館などとして利用されている歴史的建造物を、諏訪公園や中心市街地と一体となった活性化の拠点として活用できるよう改修します。改修後は、来街者・居住者を含め、より多くの人に利用していただけるよう、開館時間などについても見直していきます。
 「じばさん三重」の3階を改修して、安価な賃貸ルームや賃貸ブースを提供するとともに、産学連携による技術開発支援などを行う、ビジネスインキュベータを整備します。また、新技術・新製品開発に対し経費の一部を助成するなど、新事業展開や創業を積極的にバックアップします。
諏訪公園内拠点施設として改修する現・こどもの家
表参道スワマエ発展会長 北川正彦さん(63=諏訪栄町)
 発展会では、4月から店主やお客さんの自慢の品を店舗で展示する「まちかどミニ博物館」を始めました。また、計画中の「アトリエミュージアム」では、通る人に職人芸など自慢の腕やサービスを見せる、工房的な店が軒を並べる商店街を構想しています。

 中心市街地は都市基盤が整備され、大型店に負けない多彩な品を扱う店が揃っています。また文化を育んできた場所でもあります。人が集まる条件はあるので、来街者が楽しめる工夫をすれば、まだまだ活性化できると思います。
 
商店主グループ YK1 (8店舗9人のメンバー=代表・加藤一茂さん))
 YK1(ワイケーワン)は、まちの現状を何とかしたいと思うオーナーが本気で議論するうちにできたグループです。情報発信とコミュニケーションのフリーペーパー「諏訪マガジン」(季刊)には地元高校生など若者代表にも登場してもらいました。また初めてのイベント「YK1祭」では、さまざまな試みに確かな手応えを感じました。これからも、みんなが立ち寄りたくなる楽しいまち、新しく店を出したくなるようなにぎやかなまちづくりを目指したいと思います。
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