HOME >> まちににぎわいを取り戻す。中心市街地活性化への取り組み 2002/5月上旬
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 市では、中心市街地ににぎわいと活気を取り戻そうと、来街者や居住者を増やすことを目標に「中心市街地活性化基本計画」を策定しました。それに応じて、今、市民、事業者、市などが一体となって活性化に取り組んでいます。新しい魅力を持ち始めた中心市街地にあなたも積極的にかかわってみませんか。
 
 県内最大都市・中部地方の中核都市である本市も、ほかの地方都市と同様、中心部に以前ほどの元気がありません。市全体の人口は増加していますが、中心部では減少傾向に歯止めが掛からず、逆に高齢化は進む一方です。また、イベント時は多くの人出でにぎわうものの、大型店の撤退や閉店、空店舗の増加などにより普段は寂しい通りが目に付きます。そして、中心市街地を通行する人や近鉄四日市駅の乗降客も減り続けています。

 しかし、長い歴史の中で中心市街地は商業だけでなく地域の文化や伝統をはぐくみ、さまざまな機能を培ってきた「場」です。郊外が、自然の美しさや恵みをまち全体にもたらしてきたように、中心市街地もまた、コミュニティを支え、ヒト・モノ・情報などの交流によって、まち全体のにぎわいや魅力の源であることが必要なのです。 
 このような中心市街地の機能を保つため、市は“来街者を増やす” “居住者を増やす” ことを目指し、「四日市市中心市街地活性化基本計画」をまとめました。

 計画では四つの目標像を設け、その実現に向けて市民、事業者、行政などみんなが一体となって取り組むこととしています。
グラフ(1)
全市と中部地区の人口および高齢化率の推移
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にぎわいを取り戻したい中心市街地
●生きがいを感じて住み続けられるまち
 働く場や生涯学習の場が豊富にあり、だれもが生きがいを感じて暮らせるまち
●安心して暮らせるゆとりあるまち
 バリアフリー対策や医療・福祉サービスが整備され、だれもが安心して暮らせるまち
●文化的な刺激を受けることができ、交流できるまち
 さまざまな文化に触れることができ、集まってきた人々が互いに交流できるまち
●まちの歴史を体験できる楽しいまち
 寺院や仏閣、大入道や鯨船など郷土の文化に触れたり、まちの歴史に親しめるまち
みんなが一体となって取り組む中心市街地活性化
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