【基本理念】
総合計画では、さまざまな分野のまちづくりに共通する考え方として、次の4つの基本理念を定め、21世紀に向けて総合的な都市づくりを進めます。
◆市民が主体となって
 創りあげる新しい市民社会


 情報を共有し、市民が自主的・自律的に活動できる基盤をかため、市民、企業、行政が役割を分担しながら協働してまちづくりを進め、市民一人ひとりが主役となる開かれた市民社会を目指します。
◆自然と共生し、
 快適に暮らせる循環型社会


 都市づくりや身近な生活の中で、自然環境を大切にし、資源の再循環に取り組み、緑豊かな丘陵地から海に至るあらゆる自然環境と人の営みが共生する循環型社会の形成を目指します。
◆一人ひとりの個性を重視し、
 人権を尊重する社会


 一人ひとりの個性や人格を認めあえる、豊かな感性を持った人を育み、市民生活のあらゆる分野で偏見や差別をなくして、すべての人が平等で暮らしやすい、人権尊重の社会を目指します。
◆豊かな市民生活をささえ、
 新たな都市活力を生み出すまち


 本市の商・工業、農業などの恵まれた基盤を活かした産業の活性化や広域交通網、港湾の整備、観光資源などの交流機能の強化に努め、豊かな市民生活を支える活気あふれる都市づくりを目指します。



【5つの基本目標】
総合計画では、
「人と文化と自然を育む活気あふれる港まち四日市」を将来の都市像と定め、その実現のため、施策の柱となる5つの基本目標を設けています。



 市民生活や経済活動を充実するため、市民の自主的な活動を支援し、交流の基盤となる道路や公共交通機関、情報通信網の整備に取り組み、親しまれる港づくりに努め、地域・都市間で人、モノ、情報が活発に交流する環境づくりに努めます。

(主な施策の内容)
市民が交流するまちづくり
都市社会を支える道路網の整備
市民生活を支える公共交通体系の整備
活気あふれる港づくり
高度情報化時代の情報ネットワークの形成



 働く場を確保し、豊かな市民生活を支えるため、農業、商・工業など既存産業の高度化と新たな産業の創出で経済的な活力を発展させ、交流人口の拡大を図り、にぎわいのある都市づくりに努めます。

(主な施策の内容)
産業の振興
新たな産業の創出
交流人口を高める産業の形成
就労環境の充実



 豊かな市民生活を支え、都市の健全な発展を実現するため、計画的でより有効な土地利用に努め、市民・企業・行政のパートナーシップのもと、環境への負担の少ない、持続的な発展を可能にする都市づくりに取り組みます。

(主な施策の内容)
土地利用の基本目標
水と緑を活かしたまちづくり
快適な生活を支えるまちづくり
魅力と活力のあるまちづくり
災害に強いまちづくり
計画的な土地利用の推進に向けて



 すべての人が生きがいを持ち、健康で安心して暮らせるために、障害のある人や高齢者への生活支援の充実やバリアフリーのまちづくりを進め、こどもを健やかに育てることのできる環境づくりに努めて、市民が共に支える福祉のまちを目指します。

(主な施策の内容)
みんなで支える福祉のまち
健康づくりの推進
未来あるこどもを育てる環境づくり
障害のある人が自立し、等しく社会参加できるまち
安心と生きがいのある長寿社会づくり
安全な市民生活の確保



 心の豊かさが実感できる市民生活実現のために、あらゆる差別を無くすことをはじめ、健全でたくましいこどもを育成し、生涯を通じて文化やスポーツに親しみ、共に学びあえる環境づくりに努めます。

(主な施策の内容)
人権の尊重
生涯学習の推進
「生きる力」を育む学校教育の充実
未来を支える青少年の育成
芸術・文化の振興
生涯スポーツの振興