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市が保有する資産や負債はどれだけか、市民サービスにかかったコストはどれだけかなどが分かるのが財務諸表です。平成22年度決算を基に作成した財務諸表のうち「貸借対照表」「行政コスト計算書」の状況をお知らせします。詳細は市ホームページでもご覧いただけます。 |
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財務諸表は「貸借対照表」「行政コスト計算書」「資金収支計算書」「純資産変動計算書」の4つの財務書類で構成されています。対象となる会計は一般会計、特別会計、企業会計や一部事務組合、公社などの関連団体も含めた連結の会計です |
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貸借対照表では、これまでに築いてきた資産がどれだけあり、どのような財源(借金や今までの世代の税金など)で賄ってきたかを示します。平成22年度では地方債の発行抑制による負債の減少などで純資産が前年より78億円増加。将来世代の負担が減少し、財政健全化が進みました。 |
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行政コスト計算書は1年間の行政運営コストのうち、福祉サービスやごみの収集など、市民サービスに要したコストの収支を経常費用と経常収益で示したものです。従来の現金主義に基づく官庁会計では把握していなかった減価償却費などの非現金支出についても計上しています。平成22年度ではコスト軽減に努め、経常費用は前年より29億円減少、経常収益を差し引いた純経常費用も10億円減少し、コストのスリム化が進みました。 |
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