HOME >> 特集 男女共同参画社会の実現 2010/6月上旬
2010 YOKKAICHI
特集:男女共同参画社会の実現
平成11年(1999年)に男女共同参画社会基本法が制定されてから、10年が経過しました。
これまでに、さまざまな取り組みが進められてきましたが、その進展はまだ十分とはいえません。
男女共同参画社会の実現に向けて、わたしたち一人ひとりが行動することにより、四日市市発の大きな変化をつくっていきましょう。
市は平成18年に「四日市市男女共同参画推進条例」を制定しました。また、本年3月には男女共同参画を総合的、計画的に推進するため、「男女共同参画プランよっかいち」を策定しました。
安藤さんは3人のお子さんの現役パパ。「男性は仕事中心」という考え方に疑問を感じ、積極的に子育てにかかわることで自然に地域社会とのつながりもできて、仕事では得られない達成感が得られたそうです。 
『子育ては「義務」である前に「楽しい権利」であり、自分自身も成長できる絶好の機会。大切なのは、父親であることを楽しむこと。父親の意識を変え、この楽しい権利を勝ち取っていくことで、長時間労働などの就労環境の改善やワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)が実現できる環境づくりなど、社会を変えていこう』と話されました。
本多さん
わが家は共働きということもあり、私が朝は子供の相手、夜はお風呂、食器洗い、洗濯、休日は掃除などを担当し、家庭内での役割は担えていると思っています。これは息子が産まれて意識的に切り替えたわけではなく、私自身が幼いころから、父親が積極的に家事や育児を行う姿を見て育ってきたため、とても自然な感覚だったように思います。私も息子へ『家事や育児を楽しむ父親の姿』を伝えて、息子にも「ファザーリング(※)」をつなげていけたらと思いました。
※「ファザーリング」とは、父親であることを楽しむ生き方という意味の造語
大勝(おおかつ)さん
講演会全体を通して感じたのは、父親と母親では子育てに対する「心構え」というか「本気度」にかなり差があって、そのズレた感覚で無神経な発言や行動をしてしまう父親が多いということです。自分も子育てを「手伝ってあげている」という意識が少なからずありました。安藤さんいわく「恨まれてますよ〜」という状態ですね。父親とか母親の義務感でなく、子育てを楽しめたら家族みんなが幸せなんだと思います。

●この特集についてのお問い合わせは 男女共同参画課 Tel 354‐8331 FAX 354‐8339
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