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9月6日(日)、松本山の松本神社境内(松本5丁目)で「ちんじゅの森コンサート」が催され、虫の音が森の木々にこだまする中、優しく懐かしい篠笛(しのぶえ)の音が響き渡りました。 |
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■松本山の思い出 |
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ここでイベントが開催されるようになったのは、8年前。会のメンバーが子どものころ、蝉(せみ)をとったり、遠足に来たりして楽しく遊んだ思い出の森を、今の子どもたちにも思い出の場所にしてあげたいという思いから始まりました。 |
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■コンサートでつながる心 |
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最初は4〜5人が手探りで始め、篠笛奏者の狩野泰一(かのうやすかず)さんの演奏が大変好評を得ました。それから仲間を増やしながら回を重ね、今ではたくさんの人が支え、楽しみに待つまでになりました。今回は、イベントと皆の成長を感じてもらおうと最初の出演者の狩野さんを再び迎えました。
夕暮れ時に来場する人の足元を、手作りの竹灯籠(たけとうろう)の灯がやわらかく照らします。
会長の山下邦男さんが「皆さんがこの催しを大切にしてくれています。マナーもとてもいいです」と話されるように、演奏が始まると、神社の境内いっぱいになった聴衆が心をひとつにして音楽に聴き入っていました。
中学生や高校生も参加し、会場の清掃や竹灯籠を並べるなどの裏方の仕事を自主的にやっています。イベントに関わる人たちが皆、ここで素敵な思い出を作ってほしいと願っていることが伝わってきました。
これからも、四日市のあちらこちらで行われている、皆さんの素敵な活動をご紹介していきます。 |