■日本では46年ぶりの皆既日食 |
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日食は、地球と太陽の間を月が通り、太陽を隠してしまう現象です。
今回、日本では、鹿児島県のトカラ列島など一部の地域で、太陽が全て隠れる「皆既日食」が見られます。
四日市では、太陽が約8割欠け、三日月のような形になる「部分日食」となります。9時50分ごろに欠け始め、11時7分に食の最大を迎えます。最も欠けた状態が約6分間も続く今回の日食は、今世紀最長とされ、かなり見ごたえがあります。 |
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■太陽を安全に観察するには |
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太陽の光はとても強いため、肉眼やサングラス、黒い下敷きなど誤った方法での観察は大変危険です。「近代科学の父」ガリレオは望遠鏡で直接太陽を見て失明したといわれます。安全に太陽を見るには、有害な光を遮断できる日食グラスが必要です。 |
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■プラネタリウム番組「なるほど! ザ・太陽」で一挙解決!? |
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博物館プラネタリウムでは、職員が自主制作した番組「なるほど!ザ・太陽」を6月6日より投映し、ご好評をいただいています。また、番組をご観覧の人に、市のキャラクター「こにゅうどうくん」がモデルの、当館オリジナル手作り日食グラスを無料配布しています(有料観覧の人 先着500人限定)。ほかにも日食観察会など、当日の企画が充実しています。世界天文年の今年最大の天文イベント、「月と太陽の祭典」日食。博物館をご活用いただき、その魅力を、ぜひご満喫ください。 |