HOME >> 人権・同和教育シリーズ 2008/8月上旬
2008 YOKKAICHI
人権・同和教育シリーズ
誰もが安心して暮らせるまちづくり

 インターネット(以下「ネット」という)は、私たちの生活を大変便利にする一方、それを脅かす道具ともなっており、その存在は諸刃の剣ともいえます。
 ネット上の掲示板に、実名で子どもたちの悪口が書き込まれるという新たな形のいじめ被害も多発しています。また、部落差別や外国人差別などを助長する書き込みが、頻繁に行われている掲示板もあります。こうした悪質な書き込みは、公衆トイレなどで多発する差別落書き同様、重大な人権侵害であり、被害者がどんなに胸を痛め、悲しむことか、自分自身が被害者となった場合を想像して考えてみる必要があります。

救急車内での救命活動(イメージ)
パソコンに親しむ子どもたち
■差別を許さない姿勢が大切です

 ネット上の掲示板への悪質な書き込みだけでなく、部落差別をはじめとするあらゆる差別を助長する差別落書きに対しても、絶対に許さない強い姿勢をだれもが持つことが重要だと考えます。
 そして、施設内のパソコンを利用する子どもたちには使用の際の正しいルールを学んでもらい、大人向けパソコン教室では、ネットの危険性や得られた情報が真実か偽りかを正しく判断することの大切さなどを理解し、活用するよう注意を促しています。
 今後も、人権プラザ天白は、一人ひとりの人権が大切にされ、誰もが安心して暮らせるまちづくりに地域の人々と共に取り組んでいきます。

問い合わせ先 …人権プラザ天白 TEL 346-2803
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