HOME >> 特集 自主的なごみ回収活動 2008/7月上旬
2003 YOKKAICHI
特集:自主的なごみ回収活動
“資源回収”をみんなで進めよう
市では資源を定期的に置き場から収集していますが、 一方では、市民の皆さんによる自主的な資源回収も進められています。 自主的な資源回収では、市の分類では「もやさないごみ」の食品トレイも 資源として回収するなど、ごみ減量に大きな効果が生まれています。 市民の皆さんの自主的な資源回収活動に協力し、ごみ減量を図りましょう。
集団回収で6000トン、市回収の3分の1相当
■資源の回収量の推移 地域では自治会、子ども会、PTAなどの集団回収が積極的に進められています。市では、登録された住民団体が自主的に行う資源集団回収に助成金を交付しています。助成の対象となる品目は古紙と布類で、助成金は1キログラムにつき5円となっています。こうした市民の皆さんの自主的な取り組みで、年間約6,000トンの資源が回収されています。これは、市が年間に回収する資源約18,000トンの約3分の1に当たります。
集団回収や店頭回収を、もっと活用しましょう
 上手に活用することで、市の資源収集日以外でも出せるなどのメリットもあります。
好きなときに出せます
 スーパーなどの店頭回収なら、土・日曜日でも出すことができます。買い物などのついでに持っていくようにしましょう。
戸別回収もあります
 集団回収では、実施団体が戸別に回収することもあります。置き場へ出すことが困難な場合には、こうした戸別回収を利用することも一つの方法です。
資源化が進みます
 集団回収や店頭回収では、食品トレイや天ぷら廃油なども、分別して回収し、資源化しています。積極的に活用しましょう。
進んでいます   市民の皆さんの自主的な資源回収
地域やNPO、事業者との連携により、資源化の環(わ)が広がっています。創意工夫することで、「楽しく」資源化やごみ減量に取り組む団体にお話を伺いました。
天ぷら廃油を回収 ポイントがたまるのも楽しみ 内部地区連合自治会 (堀 保 会長)
ペットボトルに入れた廃油を回収箱に投入 ポイントカードを入れてポイントを記録 平成19年に開かれた地区市民センター主催の「環境未来塾」で地区住民が環境問題を学び、自分たちでできることから取り組もうと、環境美化や不法投棄対策など10のエコ提言をまとめました。そのうちの「天ぷら廃油の回収と再資源化」には資源再生事業者とJA三重四日市の協力を得て今年3月から実行に移すことができました。回収ボックスに天ぷら廃油を入れたペットボトルを持ち込むと、ポイントが付き、たまるとJAの「四季菜・内部店」でギフト券と交換できます。天ぷら廃油は軽油代替燃料として再生されます。楽しみながらエコに貢献できるため、地区内外から多くの人が利用に訪れています。
※ペットボトルに入れていないものや機械油は回収できません 
買い物のついでに楽しくリサイクル
 私たちは障害のある人たちの自立を支援する団体で、その活動の一つとして資源回収を行っています。ここでは、食品トレイも資源として回収し、「みどりの家」のみんなで受け付けや整理を行っています。
  楽しく、継続してできるよう古紙類などは重量に応じてポイントがたまるようになっていて、トイレットペーパーと交換できます。また、来場すると日永カヨーのテナントなどで、割引特典などがある地域通貨券も配っています。買い物などのついでに、ぜひご利用ください。
開設日時 毎週水曜・土曜日 10:00〜16:00
場  所 日永カヨー北側駐車場
回収品目 古紙類、食品トレイ、ペットボトル、缶類、衣類、汚れや破損のない不用品(バザー品)、レジ袋(ポリ袋)、天ぷら廃油 など
問い合わせ NPO法人みどりの家  347-5122
買い物で特典がある地域通貨券
皆さんも、ぜひ活動に参加してみてください。こうした取り組みが各地域にも広がることで、ごみの減量と資源の回収が進んでいきます。

●この特集についてのお問い合わせは 生活環境課 354‐8192 FAX 354‐4412
Copyright(C)Yokkaichi City All rights reserved.