平成17年10月から12月にかけて行われた、あの「スチューデント・エコノミー四日市」が再び動き出します。 |
|
■スチューデント・エコノミーとは |
|
高校生などを対象に地域通貨を使った擬似的なビジネス体験の場を提供し、四日市の将来を担う人材を育てることを主な目的とした事業です。
市の「市民活動による地域再生計画」に位置付け、国の支援を受けながらNPO法人四日市創造ネットワークにより実施されました。
高校生が、商店街において、NPO、企業などからもサポートを受け、地域通貨を媒体にカフェの営業や手づくりまんじゅうの販売などの事業活動を疑似体験しました。 |

手作りまんじゅう販売体験 |
|
|
■これからの展開 |
|
2回目の事業を始めるにあたり、今度は企画段階から運営側への高校生の参加を促す狙いから、高校生とのつながりづくりに重点を置いた取り組みから進められていきます。
コミュニティレストランこらぼ屋(陶栄町、ばんこの里会館2階)を舞台に、高校生が中心となり企画運営する「高校生の居場所」を週1回開催し、意欲的に取り組めるような課題事業の検討を行います。また、「カタリバ」という、高校生と若者の交流を生み出すための場づくりも、月1回行い、人材のネットワークを構築していきます。
これにより、NPOや若者と高校生との関係強化や、事業を支える人材の発掘などを行うとともに、スチューデント・エコノミーへの理解も深めながら、参加の募集へとつなげていこうとするものです。
昨年の12月24日には、「カタリバ講演会」を開催し、事業参加へのきっかけづくりを行うなど、今後の本格実施に向けた環境整備も行われています。
このように着実に取り組みを進めていくことで、スチューデント・エコノミーが、世代を超えて受け継がれていくような四日市独自の地域振興策となることを目指していきます。
◎問い合わせ先
NPO法人四日市創造ネットワーク TEL 357-5657 |