 |
|
都市活用ゾーンの多くは、すでに市街化区域としてさまざまな土地利用が行われています。
市街化区域には用途地域が指定されており、これに基づく土地利用が進んでいますが、工場の跡地に商業施設や住宅が建設されるなど、土地利用の状況が大きく変わってきている所もあります。
市では市民の皆さんの暮らしに直結する、こうした土地利用の変化や、地域に暮らす皆さんの主体的なまちづくりを都市計画に反映するための見直しを進めていきます。
また、見直しに際しては、全国的な動向と同じく本市の人口の伸びも鈍化していることから、市街化の拡大は抑え、既存の市街化区域を活用することを基本としていきます。 |
|
 |
|
(1)活力あるまちづくりのために、地域のまちづくりの
動きに合わせた用途地域の見直しなどを進めます
(2)大規模な土地利用の変化があった所は、周囲の
土地利用の状況を考えた上で、適切な用途地域に
見直します
(3)都市活用ゾーンの市街化調整区域については、市
街化区域の状況を見据えながら、今後の土地利用
の方針を検討していきます
【想定される検討地域】
●まちづくりが進み、良好な住環境などが整ってきた
地域(区画整理地域など)
●準工業地域や商業系の地域で、住宅の立地が進み
住環境の保全が望まれる地域
●住民の皆さんの発意や、都市計画マスタープランの
「地域地区別構想」などにより、市民主体のまちづく
りが進みつつある地域
●住居系の用途地域で、住環境の維持のために土地
利用の規制強化が望まれる地域
●工場が撤退した跡地などで、土地利用の状況が大
きく変化している地域 |
|
 |
|
区画整理が進んだ地域 |
|
 |
 |
|
自然共生ゾーンには、郊外型住宅団地や既存集落などが点在していますが、樹林地や優良な農地などの豊かな自然に囲まれて暮らせる環境が魅力となっています。
しかし、幹線道路沿道などでの個別開発の進展や、高齢化などによる農業離れで耕作放棄地が増えるなど、乱雑な環境や景観が見られる地域もあります。
市では、こうした課題に対応し、将来にわたり、自然環境や農業環境と共生した良好な住環境の維持・保全を図っていくまちづくりを支援するための都市計画を検討していきます。 |
|
 |
|
(1)良好な自然環境や田園環境を重要な地域資源と
して評価し、環境資源を保全するための制度の充
実や地域の合意形成に基づいたルールづくりなどを
進めます
(2)住宅団地では、良好な住環境を維持するために、
地域のまちづくりの動きに合わせた見直しを進めま
す
(3)点在する既存集落では、地域のコミュニティーを維
持しつつ、「農」を通じた交流や自然資源を活用した
まちづくりを支援します
(4)市民が、安心して住み続けられるように、市街化
調整区域における開発許可の内容を明確にする
条例を策定します |
|
 |
|