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平成11年度から毎年行ってきた身近な自然調査も、今回の5回目をもって終了することとなりました。最終となる調査は、5月・6月の2カ月間初夏から梅雨の時期にかけて、私たちの身近に見られる植物や動物などの種類について調べました。植物ではヒメジョオン、セリ、ノアザミの3種類、動物ではカタツムリ、アゲハチョウ、コクワガタ、シオカラトンボ、コサギ、ヒヨドリ、ウシガエルの7種類を調べました。調査には、市民、自然保護団体など、子どもから大人まで過去最高の1087人に参加していただきました。
調査では、アゲハチョウやカタツムリなどは、郊外・市街地を問わずほとんどの地域で見られました。また、ウシガエルやノアザミなどは、生育・生息環境による地域分布に偏りが見られ、コクワガタは、市街地では少なく郊外でやや多く見られました。
今回の調査結果から、どの地域にも生育・生息していると思われる生きものを見落としているなど、身のまわりの自然に対する関心が低下してきている傾向がうかがえました。 |
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発見して
観察することが
楽しみ
久世梅(めい)子さん
(川島新町)
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花や動物など自然が好きで、山や野を歩き、探検しながら観察するのが楽しみです。家の周りにもたくさんの動物がいます。毎朝、お父さんとお姉さんとランニングをしていますが、その時に、池にいるウシガエルを見つけました。ウシガエルは、葉っぱのようでわかりにくいけど、水面にいっぱい浮かんでいて、本当に牛のように鳴いていました。これからも、いろんなことを発見していきたいと思います。 |
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