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身近な自然調査も4回目になり、今回は春季4月・5月の2カ月間、私達の身近に見られる植物や動物について調べました。植物では、ニホンタンポポ、セイヨウタンポポ、シロバナタンポポ、スミレ、カラスノエンドウの5種類、動物ではトカゲ、キジ、ケリ、ウグイス、ベニシジミ、モンシロチョウ、ナナホシテントウの7種類を調べました。
調査には、市民、自然保護団体、エコクラブの人たちなど、子どもから大人まで計1,082人とこれまで以上に多くの方々の参加をいただきました。
今回の調査ではニホンタンポポとセイヨウタンポポの区別がつきにくかったり、トカゲとカナヘビのように近い種類との判別がやや難しいと思われるものがあったりして、回答に戸惑いがあったようにも思われます。また、カラスノエンドウ、ウグイス、モンシロチョウ、ナナホシテントウなどなじみの深いものは発見率が高くなりました。
今回の調査を通して、生物の名前は知っているが実際に見たことがないなど、自然体験がますます乏しくなってきている傾向がうかがわれました。 |
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出会っていきたい、いろんな生き物
谷口仁美さん
(中学3年生)
三滝台四丁目
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鳥の観察が好きで、メジロ、カワラヒワなど通学路で見かける鳥の名前はだいたい分かりますが、ケリという鳥はこの調査で知り、学校の近くで見つけることができました。またお母さんは近くの里山でキジを見たのですが、私はまだ見たことがなく、いつの日にか出会えることを楽しみにしています。 |
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