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2024年度 特別展

「中村征夫写真展 Magic of the blue~深遠なる海への旅路~」を開催します

中村征夫写真展「Magic of the blue~深遠なる海への旅路~」
中村征夫写真展「Magic of the blue~深遠なる海への旅路~」

 水中写真家の中村征夫さんが、半世紀にわたって世界の海を取材し撮影した、魅力あふれる作品の中から約170点を展示します。
 中村さんは、19歳のときに独学で水中写真を撮影し始め、その後東京湾に初めて潜り、ヘドロの海でたくましく生きる生きものに感動。以降、海の魅力を伝えるとともに、サンゴ礁に白化現象を起こす地球温暖化や、生物多様性を脅かす環境問題などについて発信しています。
 海という大自然の中で、懸命に生きる生きものたちの生命の輝きをとらえた作品をご覧いただき、本展を通して、美しく素晴らしい海を守り、未来に引き継いでいくために、私たち一人ひとりが何をすべきかを考える機会となれば幸いです。
 また、環境省自然共生サイトに登録された貴重な砂浜海岸である吉崎海岸についての展示も行います。生息する動植物の紹介のほか、貴重な自然環境を守るため、地域の人々が中心となって行っている、海岸清掃や外来植物の除去作業、環境学習などの取り組みについて紹介します。

プロフィール

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中村 征夫(なかむら いくお)水中写真家

1945年秋田県潟上市出身。
19歳のとき神奈川県真鶴岬で水中写真を独学で始める。
撮影プロダクションを経て、31歳でフリーランスとなる。

1977年東京湾にはじめて潜り、ヘドロの海で逞しく生きる生きものに感動。以来、東京湾定点観測をライフワークとして取り組む。数々の報道の現場の経験を生かし、新聞、テレビ、ラジオ、講演会とさまざまなメディアを通して海の魅力や海をめぐる人々の営みを伝えている。

主な著書と写真集には、『全・東京湾』『海中顔面博覧会』(情報センター出版局) 『カムイの海』(朝日新聞社)『海中2万7000時間の旅』(講談社) 『遙かなるグルクン』(日経ナショナルジオグラフィック社) 『海への旅』『永遠の海』(クレヴィス)など多数。

1988年 第13回木村伊兵衛写真賞
2007年 第26回土門拳賞、日本写真協会年度賞など

期間

2024(令和6)年9月11日(水)~10月27日(日)

<開館時間>9:30~17:00(入場は16:30まで)

<休館日>毎週月曜日(祝休日の場合は翌平日)

会場

そらんぽ四日市(四日市市立博物館)4階 特別展示室

〒510-0075 四日市市安島一丁目3番16号

TEL 059-354-8065 FAX 059-354-5792

観覧料

一般:500円、高・大生:350円、中学生以下:無料

関連イベント

<中村征夫氏ギャラリートーク>

展示した作品を見ながら、作品についての思いや撮影時のようすなどを中村征夫氏にお話しいただきます。

日 時 9月11日(水)、22日(日・祝)、10月20日(日)各日10:00~、14:00~ 
場 所 4階 特別展示室
参加料 無料(ただし、当日の観覧チケットが必要です。)
その他 開始5分前に4階特別展示室入口に集合

<中村征夫氏講演会>

(1)「今、海で起きていること」
世界の海を取材した経験を基に、今海で起きている環境問題について分かりやすくお話しいただきます。

日 時 9月21日(土)13:30~15:00(予定)
対 象 小学生以上(小学生は保護者同伴)
場 所 じばさん4階視聴覚室
聴講料 無料
定 員 70名程度(事前申し込み制)
講 師 中村征夫氏

申込はこちらから

(2)「世界の海での、あるある爆笑体験」
水中での撮影中に起こったハプニングや爆笑体験、生きものとの興味深いエピソードなどについてお話しいただきます。

日 時 10月19日(土)13:30~15:00(予定)
対 象 小学生以上(小学生は保護者同伴)
場 所 1階講座室
聴講料 無料
定 員 50名程度(事前申し込み制)
講 師 中村征夫氏

申込はこちらから