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119番通報について

間違い電話

 119番通報で、番号を間違えたのか、無言で切ってしまう方がみえます。
「何も言えず倒れたのではないか?」「火災で話す暇もないのではないか?」などと考え、確認のため、呼び返しをします。
こちらも安心しますので、かけ間違えた場合は、 必ず「間違えました。」と言って下さい。

通報は落ち着いて!

 場所がわからなければ、消防車・救急車が、どこに行けば良いのか、わかりません。
場所・種別(火災・救急)・規模が判明次第、通報の途中に、適切な車両を出動させますので、あとは、こちらから質問する内容を、落ち着いて答えて下さい。
また、急を要する場合には、電話を切らずにそのまま、心肺蘇生法等の応急手当を指導する場合もありますので、特に落ち着いて下さい。

「サイレンを止めて来て!」

 消防車・救急車などは緊急自動車です。道路交通法施行令第14条に、緊急自動車は、「緊急の用務のため運転するときは、サイレンを鳴らし、かつ、赤色の警光灯をつけなければならない」と義務づけられていますので、サイレンを止めることは出来ません。
案内に出ていただき、救急隊が場所を確認できたら、サイレンを止めるようにしています。

119番通報の要領

火災の場合

消防本部

通報者

説明

「119番消防です。
火事ですか?救急ですか?」
「火事です。」 あわてず、ゆっくり、はっきりと。
携帯電話の場合は、何市かを!
「住所(場所)はどこですか?」 「○○町○丁目○番○号○○宅です。」 目標物から説明するか、
住所がわかる方に代わってください。
マンション・ビルの場合、何階建てか。
「何か燃えていますか?」 「台所が燃えています。」
「枯草が燃えています。」
どこで、何が、どれくらい、 燃えているのかを伝えてください。
ここまで聴取すれば、各消防署へ出動指令を流し、消防車が出動します。 落ち着いてください。
「逃げ遅れた人やケガ人はいませんか?」 「○○さんが逃げ遅れました。」
「○○さんがケガをしました。」
どこの部屋にいたか。
どこをケガしたか。
「あなたのお名前は?」 「○○ ○○です。」 消防から電話をかけ直す場合がありますので、落ち着いて伝えてください。
すでに消防車は出動しています。
「今かけている電話番号は?」 「○○○-○○○です。」
「わかりました。
すぐに向かいます。」
   

救急の場合

消防本部

通報者

説明
「119番消防です。
火事ですか?救急ですか?」
「救急です。」 あわてず、ゆっくり、はっきりと。
携帯電話の場合は、何市かを!
「住所(場所)はどこですか?」 「○○町○丁目○番○号
○○宅です。」
目標物から説明するか、
住所がわかる方に代わってください。
「どうしましたか?」 急病
「80歳のおばあさんが急に 倒れました。」
年齢・性別・病名・かかりつけ病院・
意識があるか
交通事故
「乗用車同士の衝突で、30歳男性が
頭から出血しています」
事故概要・何人か・年齢・性別
・ケガの内容・意識があるか
・挟まれていないか
ケガ
「60歳の父が階段から転落して、足を骨折しました。」
年齢・性別・どうしたか・ケガの内容・
意識があるか
ここまで聴取すれば、各消防署へ出動指令を流し、救急車が出動します。落ち着いてください。
「逃げ遅れた人や
ケガ人はいませんか?」
「○○さんが逃げ遅れました。」
「○○さんがケガをしました。」
どこの部屋にいたか。
どこをケガしたか。
「あなたのお名前は?」 「○○ ○○です。」 場所がわからない場合に消防から電話をかけ直す場合がありますので、落ち着いて伝えてください。
すでに救急車は出動しています。
「今かけている電話番号は?」 「○○○-○○○です。」
「わかりました。
すぐに向かいます。」