6月28日(月)21時頃、市内の住宅において、台所の食器棚に置いていたエアゾール式簡易消火具が突然破裂するという事故が発生しました。幸いにも、破裂事故による負傷者は発生しませんでしたが、事故発生の状況によっては、大きな人的被害が発生していたかもしれません。
破裂したエアゾール式簡易消火具は、製造工程上の不具合が原因で、内部腐食の進行により、液漏れや亀裂・破裂がおこる可能性があるとして、製造事業者が自主回収を行っているものです。
この消火具は、平成17年10月で、全ての同型品の品質保証期間が終了しています。廃棄せずにそのままにしておくと容器内面の腐食が進み、今回の事故と同様に破裂事故が発生するおそれがあります。
今一度、ご自宅に置かれているエアゾール式簡易消火具を確認してください。
破損したエアゾール式簡易消火具
【エアゾール式簡易消火具の注意事項】
不具合の状態のまま放置されれば、火災発生時に本来の機能が保持されないおそれがあることから、次のことに注意してください。
1. | 品質保証期間を確認し、品質保証期間が終了しているものについては、廃棄処分してください。 | ||||||||
2. | 廃棄方法は、製造事業者のホームページ等を参考としてください。 | ||||||||
3. | 定期的に外観を点検し、消火薬剤の漏れ、変形、損傷及び腐食の有無等を確認してください。異常を認めたときは、速やかに廃棄処分してください。 | ||||||||
4. | 次に掲げる場所に設置しないでください。
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5. | その他、商品に記載されている取扱いに関する記載事項を遵守してください。 |
- 【問い合わせ先】 四日市市消防本部予防保安課安全指導係 TEL 059-356-2010