(趣旨)

第1条　この規則は、四日市市立図書館設置条例(昭和30年四日市市条例第21号)第3条の規定に基づき四日市市立図書館(以下「図書館」という。)の管理運営について必要な事項を定めるものとする。

(開館時間)

第2条　開館時間は、午前9時30分から午後7時までとする。ただし、土曜日、日曜日及び国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)に規定する休日に当たるときは、午前9時30分から午後5時までとする。

(休館日)

第3条　休館日は次のとおりとする。ただし、教育委員会が特に必要があると認めたときは、これを変更し、又は臨時に休館することができる。

第4条　図書館の施設(以下「施設」という。)及び図書館資料(以下「資料」という。)を利用する者(以下「利用者」という。)のうち次の各号に該当するものは、入館を拒絶し、又は退館を命じ、施設及び資料の利用を拒否することができる。

(利用手続)

第5条　利用者は入館のための手続を必要としない。

(利用数)

第6条　館内で同時に利用できる資料数は制限を設けない。

(利用者の資格)

第7条　資料を館外で利用できる者は次に掲げる者とする。

(利用手続)

第8条　資料を館外で利用しようとする者は個人貸出申込書(第2号様式)によって登録を行い、貸出券(第3号様式)の交付を受けなければならない。

(利用数及び期間)

第9条　館外で利用できる資料は、本館及び自動車文庫各10冊以内とし、利用期間は、本館にあっては資料を貸し出した日から起算して15日以内、自動車文庫にあっては翌月の巡回日までとする。

(館外利用を禁止する資料)

第10条　次の各号のいずれかに該当する資料は館外で利用することができない。

(利用団体の資格)

第11条　市内の地域団体、職域団体、読書グループ等で館長が適当と認めた団体に対し、資料の貸出しを行うことができる。

(利用手続)

第12条　資料の貸出しを受けようとする団体は、団体貸出申込書(第4号様式)を館長に提出して登録を行い、貸出券(第3号様式)の交付を受けなければならない。

(利用数及び期間)

第13条　団体で利用する資料の貸出冊数は、300冊以内とし、貸出期間は3箇月以内とする。

(相談事務回答の原則)

第14条　参考業務、読書相談は、主として資料を提供し、又は資料によって回答するものとする。

(回答を禁止する事項)

第15条　他人の生命、名誉、財産に損害を与え、又は社会に直接悪影響を及ぼすとみられる問題は、受け付けてはならない。

(回答を制限する事項)

第16条　次の各号のいずれかに該当する質問には回答を与えてはならない。

(利用手続)

第17条　資料の複写を望む者は、複写料を添え複写申込書(第5号様式)によって申し込まなければならない。

(複写の原則)

第18条　資料の複写は、資料の一部分につき1人1部に限り複写することができる。

(複写を禁止する資料)

第19条　次の各号のいずれかに該当する資料は複写の申込みに応じない。

(施設利用の資格)

第20条　本市の読書会及びこれに準ずる団体で館長が適当と認めたものは、図書館業務に支障のない範囲内で、教育文化目的のために視聴覚ホール、会議室、研修室を利用することができる。

(施設の利用手続)

第21条　施設を利用するときは、施設利用申込書(第6号様式)を館長に提出し、許可を受けなければならない。

(施設の利用)

第22条　施設利用は、原則として開館時間中とする。

(図書等の寄贈及び寄託)

第23条　図書館に資料を寄贈又は寄託しようとするものは、その旨を館長に申し出なければならない。

(寄贈図書等の取扱い)

第24条　寄贈申出の資料のうち館長が適当と認めたものは、資料として受け入れる。

(寄託資料の管理)

第25条　寄託申出の資料のうち館長が適当と認めて受託したものは、別段の契約がある場合のほか一般の利用に供する。ただし、館外貸出しは行わないものとする。

(寄託資料等の損害賠償)

第26条　寄託資料については、火災盗難その他避けることのできない理由によって汚損、滅失することがあっても図書館はその責めを負わない。

(委任)

第27条　この規則に定めるもののほか、この規則の施行に関し必要な事項は、教育長が別に定める。