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2012 YOKKAICHI
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特集 第39回市政アンケートの結果報告
 市では、行政上の課題や市民生活の問題点について、市民の皆さんの声を聞き、市政に反映させるため、昭和48年度から毎年、市政アンケートを実施しています。今回も「市政全般の満足度、期待」を中心に伺いましたが、昨年度までのアンケートで「市民から特に求められている施策」を細分化し、より具体的に皆さんの思いをお聴きできるようにしました。アンケート結果を踏まえ、皆さんの声を市政に反映していくように努めます。
アンケート概要
 今回のアンケートでは「市政全般」の5分野64項目への満足度・期待について伺ったほか、「市議会」「市の広報活動」「観光推進」「雨水流出抑制施設」「日ごろの生活と市政」について伺いました。今回は、これまでの調査で「満足度が低く、期待が高かった」項目をより詳しく把握するため、前回よりもそれらの項目を細分化するなどしたために設問が全体で12項目増えました。
対 象 市内に居住する20歳以上の5,000人(無作為抽出)
実施期間 平成23年8月12日〜9月10日
回 答 数 1,950人(有効回答率39.0%)
「市政全般」についての分野
都市と環境が調和するまち
いきいきと働ける集いと交流のあるまち
誰もが自由に移動しやすい安全に暮らせるまち
市民が支えあい健康で自分らしく暮らせるまち
心豊かな“よっかいち人”を育むまち
その他
「市政全般」についての回答方法
満足度((1)〜(5)から選択) 期待
 
(1) 非常に満足している
(2) 満足している
(3) ふつう
(4) 不満である
(5) 非常に不満である
  64項目中で期待する取り組みを選択
満足度の評価方法
 項目ごとに5段階の選択肢に付けた点数の平均点(評価得点)で評価しました。
 
満足度が高い施策
    評価得点
1位  安全な水道水の安定供給 0.56
2位  各種検診の充実 0.35
3位  消防救急体制の推進 0.25
4位  健康情報の発信 0.24
5位  リサイクルの推進 0.22
 生活排水・汚水処理対策の推進 0.22
1位から4位までは昨年と同様。5位に新たに2項目がランクされました。
満足度が低い施策
    評価得点
1位  自転車走行レーンの整備 -0.50
2位  中心市街地の活性化 -0.41
3位  近鉄四日市駅東側の商店街の魅力の向上 -0.39
4位  市の借金残高の削減 -0.35
5位  公共交通の便利さ -0.29
これらの項目では、いずれも高い「期待」が寄せられており、市民の皆さんから特に求められている施策といえます。
期待が大きい施策
「期待」と答えた人の割合(%) 
1位  市立四日市病院の充実 23.8
2位  介護保険 施設サービスの充実 20.9
3位  防災対策の推進 17.9
4位  介護保険 在宅サービスの充実 17.8
5位  ごみのないきれいなまちづくり 15.7
「市立四日市病院の充実」は平成18年度から6年連続で1位、「満足度」でも平成19年度からプラス評価で推移しています。「防災対策」が前回21位から急上昇しました。
アンケートの結果
市民から求められる取り組みについて、より詳しくお聴きしました
 「満足度」が低く、「期待」が大きい項目が市民の皆さんに特に求められているものといえます。そこで、より具体的に皆さんの思いをお聴きするため、今回は前年までの「満足度が低く、期待が大きい」項目を細分化・焦点化しました。市政全般64項目の中で、今回特に求められる施策となったのは、昨年より7項目多い20項目となりました(グラフ(1))。
 その中で、最も「満足度」が低い施策は、「自転車レーン整備」、最も「期待」が大きいのは、介護保険の「施設サービス」でした。新たに「市民から特に求められている施策」に入ったのは「防災対策」「観光」「地産地消」の推進などでした。「防災対策」は特に期待が大きくなり、「市内の河川整備」も同様の傾向がみられます。
 また満足度が低い項目として、「中心市街地活性化」と「近鉄四日市駅東商店街の魅力向上」が並んでおり、市の中心部のにぎわいも求められています。
 アンケート全体では、前年までの「満足度が低く、期待が大きい」項目を細分化して新たに12項目増やしたことから、全項目の平均「満足度」が低下傾向となりました。「期待」は横ばい傾向でした。
[グラフ(1)]市民から特に求められている施策
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