HOME >> 特集 安心して歩ける道づくり 2011/10月上旬号
2010 YOKKAICHI
特集 安心して歩ける道づくり
安心して歩ける道づくり
私たちの住まいの周りにある道路の多くは、日常の暮らしに利用する「生活道路」です。その通行には、車ばかりでなく、歩行者や自転車利用者も多くを占めています。こうした多様な利用者の安全を確保するため、市ではさまざまな工夫をしながら生活道路の整備を進めています。
幅の狭い道路や見通しの悪い交差点などでの安全確保を推進
生活道路には古くから地域で利用されてきた幅の狭い道路が多くあります。しかし、今日、そのような道路でも多くの車が往来することから、車と歩行者がすれ違うときの安全性が求められます。
また、両側が塀になっている交差点では、十分な見通しの確保が必要です。
市では、こうした生活道路での交通安全上の課題を解決するため、さまざまな対策を講じた道路整備を進めています。整備には地域の皆さんの声も参考にし、安全な道路づくりに努めています。
交差点での整備
中央に発光びょうを設置
中央部の路面に点滅発光びょうを設置し、夜間に交差点を確認しやすくします。
交差点手前に破線を引いたり、交差エリアをカラー塗装し、交差点の所在を分かりやすくします。
 
車道幅を狭め、路側帯をカラー化
幅の狭い道路では路肩側をカラー舗装し、歩行者用と車両用を明確に分離して、通行のすみ分けを図ります。また、車道幅を狭めて車の減速を促します。
事故多発地点(通学路)での整備
通学路を強調
路面にカラー塗装と「通学路」の文字を表示して運転者に分かりやすいようにします。写真の事例では隣接の橋にも文字やイラストで「通学路」を強調し、子どもたちが利用することを示しました。
みんなで考えよう!安心して歩ける道づくり
ここで紹介した整備手法は、地域の皆さんの声が大きなヒントになっています。これからも地域の皆さんの意見を参考に安心して歩ける道づくりに取り組んでいきます。
また、生活道路の側溝整備や舗装修繕工事などの土木要望は、地域で結成された自主選定組織で事業実施の優先順位を決めていただいています。
 

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