HOME >> 特集 第2次学校教育ビジョン 2011/6月下旬号
2003 YOKKAICHI
特集 第2次学校教育ビジョン
本市では、学校教育の基盤となる「第2次学校教育ビジョン」を策定しました。
本ビジョンは、一定の成果が見られた第1次ビジョン(平成17年度策定)の理念を受け継ぎ、新たな課題の解決に向けた、本市の教育の方向性を示しています。
 
子どもの育ちでの新たな課題解決に向けた「3つの視点」の取り組み姿勢
今日、少子高齢化、高度情報化など、社会が大きく変化していく中、本市の子どもたちには、次のような現状と課題が見られます。
教科の基礎的・基本的な内容はおおむね理解できている一方で、問題解決能力につながる「知識・技能を活用する力」を育てていく必要があります。
自尊感情や他人を思いやる心が育ってきている一方で、心に不安やストレスを抱える子どもに対し、よりきめ細かな対応をする必要があります。
生活リズム向上への意識の定着が見られますが、さらに家庭・地域の教育力の向上を図る必要があります。
本ビジョンでは、こうした現状と課題から、すべての施策推進にあたり、「3つの視点」の取り組み姿勢で臨みます。
1 段差のない教育
幼稚園・保育園と小学校、小学校と中学校では指導方法や体制が異なるため、小・中学校入学時の環境変化は、時に、子どもにとって乗り越えることが困難な「段差」の一つになります。この「段差」に対応するため、本市では、子どもの学びや育ちの系統性・連続性を大切にした指導方法の工夫や体制の整備を図り、よりなめらかな接続に努めます。
2 途切れのない支援
特別な支援が必要な子どもや、不登校、外国人の子どもなどに対しては、より専門的な指導や支援が必要になります。そのため、園・学校が情報を共有して連携するとともに、関係機関・家庭・地域ともネットワークを構築して、乳幼児期から途切れることなく、きめ細かな相談や支援を行う体制づくりをめざします。
3 家庭・地域との協働
学校・家庭・地域が強い信頼関係で結ばれた双方向のコミュニケーションの充実に努めます。また、それぞれが担う役割と責任を果たしながら、協働の子育てを行い、「地域とともにつくる学校」の実現をめざします。
「生きる力」と「共に生きる力」を備えた子どもを育成します
第2次ビジョンでは、「生きる力」「共に生きる力」を備えた「輝く よっかいちの子ども」の育成に向けて、3つの視点の取り組み姿勢のもと、8つの重点目標を設け、27の取り組み、100の施策を示しました。
平成23年度から始まる新たな総合計画に合わせた本ビジョンの取り組み・施策を推進し、「教育のまち よっかいち」の実現を図ります。
●詳しくはホームページ(http://www.city.yokkaichi.mie.jp/kyouiku/)をご覧ください
めざす子どもの姿の実現に向けた構想のあらまし
基本理念>「生きる力」「共に生きる力」をはぐくむ
段差のない教育 途切れのない支援 家庭・地域の協働
めざす子どもの姿>輝くよっかいちの子ども

●この特集についてのお問い合わせ・ご意見は 教育総務課 Tel 354-8237 Fax 354-8308
 
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