HOME >>中部国際空港への海上アクセス事業を再開しないことのご報告 2011/2月上旬号
2009 YOKKAICHI
中部国際空港への海上アクセス事業を再開しないことのご報告
四日市港と中部国際空港を結ぶ海上アクセスは、平成18年4月に就航以来、延べ39万人の市民の皆さんにご利用いただいておりましたが、平成20年10月に、運航事業会社の経営悪化などの理由で運航が終了しました。
その後、市民アンケートで再開の是非を問い、さまざまな事業シミュレーションも行って、再開の可能性を検討してきました。
しかし、中部国際空港の利用者減や経済情勢の悪化による採算性の悪化などから、将来にわたって航路を維持していくためには、継続的な公費投入が必要になります。また、高速バスなど代替アクセスも充実していることから、総合的に考え、再開しないことが妥当と判断し、ターミナル施設を撤去し土地を四日市港管理組合に返却することとしました。
海上アクセス事業については、多額の公費を投入したにもかかわらず、当初の事業者選定の甘さなども加わって、計画通り事業継続できなくなったことに対し、おわび申し上げます。この事業の経験を教訓として、今後の市政運営に取り組んでまいりますので市民の皆さんのご理解を賜りますようお願いいたします。

【事業開始から施設撤去に至るまでの経費と主な内容】
(総額) 約618百万円
(主な内容)
○ターミナル施設、駐車場などのリース料
○道路などの施設周辺整備費
○ターミナル施設、駐車場などの撤去費用
事業を再開しない主な理由
○燃料費の高騰をはじめ、運航事業の採算性は極めて厳しい
○旅客数の減少をはじめ、中部国際空港をめぐる環境は厳しい
○空港への利便性は、鉄道やバスなど他の交通機関で確保されている

問い合わせ先 … 政策推進課(Tel354−8112 Fax354−3974)
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