HOME >> 特集 人権「だれもが住みやすい街をめざして」 2010/11月上旬
2010 YOKKAICHI
だれもが住みやすいまち、それは人権が尊重され、だれもが幸せに暮らしていくことができるまちです。
私たちの身近には、解決していくべき人権問題がたくさんあります。生活のさまざまな場面で、
人権の視点から正しい知識を学び、考え、行動することが、だれもが住みやすいまちづくりにつながります。
市は地域、学校、家庭などで人権について学び、考える機会を提供するとともに、
さまざまな人権尊重の取り組みを支援しています。今回の特集号では、地域や学校での取り組みを紹介します。
人権教育推進協議会や同和教育推進協議会などの独立した組織や、社会福祉協議会の人権部など、名称や組織形態はさまざまですが、市内に設立された25団体が、地域における人権啓発や人権学習を行っています。
人権問題を自分自身の問題ととらえ、地域の中で人権尊重の取り組みを進めていくために、地区別懇談会や交流会、講演会などを開催し、人権についてみんなで考える機会を設けています。
人権について、より多くの人に意識していただくため、今年度から新たな活動として、人権擁護委員(※)が中心となり、ショッピングモールで人権尊重を呼び掛ける啓発活動や人権相談を実施しています。

市内の中学校区ごとに、小・中学校の児童生徒が集まり、いじめや差別をなくし、人権を尊重する仲間づくりの活動に取り組んでいます。内容や形態は各中学校区の独自性によりさまざまですが、主に小学6年生が中学生と交流し、ワークショップ(参加型学習)や講演会を通して、友だちのこと、自分のこと、人権を大切にする取り組みなどを話し合ったり、体験したりしています。

教育委員会では「いじめをなくすリーフレット」などを活用し、いじめをなくすには大人が何をすべきか、保護者や地域社会で子ども育成にかかわる皆さんとともに研修会を実施しています。
子どもたちが人権に関心を持ち、それぞれが人権意識を高めていくために、人権作文・人権啓発ポスターの募集を毎年行っています。応募作品の中から優れたものを選び、人権作文集・人権啓発カレンダーに掲載しています。

●この特集についてのお問い合わせは 人権センター Tel354‐8609 FAX 354‐8611
人権・同和教育課 Tel354‐8253 FAX 354‐8308
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