HOME >> 特集 在宅での療養には、かかりつけ医が大切 2010/9月上旬
2010 YOKKAICHI
病気になったときも療養場所を自ら選択できるよう、日ごろから治療を受ける側と
医療を提供する側との緊密なかかわりが大切です。
信頼でき、自らの健康や病気について何でも相談できる「かかりつけ医」を
持っておくことをお勧めします。
市ではこの7月、インターネットによる「市政ごいけんばん」アンケートで地域医療に関する意見を伺いました。それによると、「家族が療養生活をする場合について家族で話し合ったことがありますか」の問いに対し、「ない」が66%ありました(グラフ[1])。「ある」人を年代別にみると70歳代で50%、若くなるにつれて少なくなっています(グラフ[2])。日ごろから自分の生き方や、人生の最期の過ごし方について家族で話し合っておきたいものです。
市内では病院で亡くなる人が79.1%を占めました(自宅は13.5%)(平成19年)。しかし、今回のアンケートでは、自身が望む療養生活の場所は「病院」が36%、「自宅」が24%で、現状と比べ自宅希望が多くなっています(グラフ[3])。一方、「自宅で最後まで療養生活を送ることができると思いますか」の問いに対しては約72%が「実現困難」と答えています(グラフ[4])。
アンケートでは、約7割が「かかりつけ医を持っている」(グラフ[5])一方、年代が若くなるにつれ、かかりつけ医を持っていない人が多くなっています(グラフ[6])。
自分のことをよく知ってもらい、気軽に相談できる「かかりつけ医」を持つことは、健康を守る上で大切です。また、かかりつけ医だけでなく、かかりつけ薬局などの信頼できる相談先を持ちましょう。
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