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2010 YOKKAICHI
市政ほっとらいん
四日市市の魅力を全国へ発信!
〜東京事務所の活動を紹介します〜
東京事務所では、昭和39年の開設以来、首都圏という立地条件を生かし、さまざまな人々とのネットワークを構築しながら情報の収集・発信などに取り組み、本市の発展を支えてきました。主な機能は、次のようなものです。
(1)首都圏における政治・行政・経済に関する情報収集機能、各関係機関との連絡・調整機能
(2)「みんなが誇りを持てるまち」を合言葉に、四日市市の人・もの・文化・情報を積極的にPRする機能
(3)だれでも気軽に利用でき、「ホッ」と一息つける場所であるとともに、東京で四日市を感じられる場所としての機能
これらの機能を生かして、四日市市の魅力をもっと多くの人に知ってもらおうと、いろいろな活動を行っています。
都市イメージ・認知度の向上を目指し、積極的に活動!
現在、特に力を入れて取り組んでいる内容について紹介します。
シティセールスの推進〜四日市の魅力PRイベントの開催など〜
昨年10月に地元産品や市の紹介イベント『城下町「津」と宿場町「四日市」』を上野恩賜(おんし)公園で開催し、2日間で約10万人の来場者にPRを行いました。今年11月には、場所を渋谷の代々木公園に移し、本市の多彩な魅力をPRするイベントを実施する予定です。
また、産業、文化の各分野で活躍している本市ゆかりの人たちにアドバイスをいただき、地域活性化や都市イメージ向上を目指した各種の取り組みを行っています。現在、映画撮影の誘致など、みんなが参加でき、そしてまち全体が盛り上がる取り組みも検討しています。
四日市にゆかりのある人たちとの連携!
事務所を誰でも気軽に立ち寄れるスペースにしたことで、訪れる人との対話の中から、本市の魅力の発見や情報の発信につながっています。
人的ネットワークづくり
東京事務所では、本市ゆかりの人たちの座談会なども行っています。昨年9月には「東京発!四日市を語る座談会」が開催され、故郷への想(おも)いや四日市の魅力について、熱く語られました。
すばらしい意見がたくさん出され、中には本当に実現した企画(工場鑑賞ツアー)もありました。これからも東京での四日市出身者の輪を広げていければと思います。
東京事務所は、上京間もない学生や社会人の皆さんにも、思いを語ってもらう場、ふるさとのネットワークを築いてもらえる場所でありたいと考えています。ぜひご連絡ください。お待ちしています。
問い合わせ先 … 東京事務所
(〒102−0093 東京都千代田区平河町2−4−1 日本都市センター11階
Tel03−3263−3038 Fax03−3263−2070)

市内の文化財などをたどりながら、郷土の歴史を紹介するコーナーです。   
今回紹介するのは、大矢知町にある県指定史跡「天武天皇迹太川御用拝所跡(てんむてんのうとおがわごようはいしょあと)」です。
「日本書紀」には、天武天皇元年(672)6月に勃発した「壬申(じんしん)の乱」の際に、大海人皇子(おおあまのみこ)が大和の吉野を逃れ、東へ向かう途中の、6月26日朝(午前10時ごろ)に朝明郡迹太川のほとりで、天照大神(あまてらすおおみかみ)を拝し、戦勝祈願をしたと記されており、この御遥拝所跡がその場所とされています。この後、皇子は大友皇子の近江朝廷軍を破り、飛鳥浄御原宮(あすかきよみはらのみや)で即位して天武天皇となりました。
御遥拝所跡には、「天武天皇のろしの松」と呼ばれた樹齢500年を超える老名木と、それを記した慶長2年(1866)建立の石灯篭があり、昭和16年に県指定史跡とされました。残念ながら松は枯死したため、今は槙(まき)が植樹されています。
なお迹太川については、現在の朝明川、十四川、米洗川、海蔵川、三滝川など諸説があり判然としませんが、地域で大切に伝承されています。
近くには、国指定史跡「久留倍官衙遺跡(くるべかんがいいせき)」(古代の役所跡)などもあり、この地周辺が歴史上の重要な舞台だったことがうかがわれます。
問い合わせ先 …社会教育課(Tel354-8240 Fax354-8308)
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