HOME >> 特集 天津市との友好都市提携30周年 2010/6月上旬
2010 YOKKAICHI
特集:天津市との友好都市提携30周年
 本市と天津市は、昭和55年(1980年)10月の友好都市提携以来、環境技術指導などを中心としたさまざまな交流活動を通じて、友好の固い絆を築いてまいりました。
 この30年の間に、中国は著しい経済成長を遂げ、今年のGDPは日本を超えるとも言われております。このように経済発展が著しい中国にあって、天津市は昨年の経済成長率が対前年比で16.5%増と、中国経済を牽引する代表的な都市であります。
 今回の友好都市提携30周年を契機に、これまでの人的交流や環境分野などでの技術交流などに加え、経済交流や文化交流など幅広い分野において、両市の結びつきが一層深まり、共に発展していけるよう、さらなる連携の強化に努めてまいります。
 両市の友好都市提携30周年を迎えるに当たり、天津市政府および天津市民を代表して四日市市の皆様に心からお祝いを申し上げます。
 両市は友好都市提携以来、経済・貿易、省エネルギー・環境保全、文化・教育、人材育成、港湾物流など広範囲において、大変有意義な交流を行い、大きな成果を収めてきました。
 近年、天津濱海新区の開発開放が国家発展戦略として位置付けられ、貴市との交流の前途はさらに広がりつつあります。30周年を迎えるに当たり、相互訪問、経済交流、環境研修および市民交流など、さまざまな記念事業を実施することは大変意義があります。
 30周年を契機として、両市民の友好の絆を一層強め、交流と協力をさらに深めることで、友好関係を新たな段階へ高めていきたいと考えています。
市が中国・天津市と友好都市提携を結んでから30周年を迎えます。これまで両市民の相互訪問など、
多彩な交流で親交を深めてきました。近年目覚ましい発展を遂げる中国の中心都市の一つである天津市と、
これからも互いの理解を深め合うことで、友好関係のさらなる伸展が期待されます。
これまでの30年間に、市立四日市病院と天津中医学院第一付属病院との友好病院提携、四日市大学と天津の南開大学との学術交流協定のほか、日中友好都市小学生卓球交歓大会に天津市と合同で参加するなど、さまざまな交流を重ねてきました。
また、四日市市制100周年記念事業では、市立博物館で「天津の歴史と文化展」を、四日市市制111周年記念事業では、天津市の中学生が参加した「中学生環境サミット」を開催しました。
本市は国際貿易港を備え、大規模な石油化学コンビナートを形成する日本有数の工業都市です。一方、天津市も中国最大級の港を持ち、油田を中心とした産業で繁栄する都市です。このように互いに似た産業構造を持つことから、友好を図ることは有意義として、本市が提携を希望したのをきっかけに、昭和55年10月28日に友好都市提携を結びました。
本市は(財)国際環境技術移転研究センター(ICETT)を通じ、環境問題が顕在化している発展途上国などへ環境保全技術を伝えています。天津市に対しても、人材育成研修を行っており、平成13年からは天津市でもセミナーを開催しています。平成19年3月には、この事業が地域の国際化に貢献しているとして、(財)自治体国際化協会の姉妹自治体交流表彰で第1回総務大臣賞を受賞しました。

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